構想1ヶ月。製作時間30秒。
簡易バネテスターです。
で・・・
こうして・・・
スロットルバルブスプリングの測定をしますねん。
(1㎜縮んだ状態を測らなければならないのですが、誤差を出来る限り小さくしようと10㎜縮めた状態で測定してます。ので、正しい値は表示の10分の1になります。)
結果・・・
TLR200用スプリングは0.04kg/mmで、現在使っているNSR50/80用のスプリングは0.014kg/mmでした。
と言う事はTLR用の37%のバネレート。
半分以下の弾性力でも充分アクセルは戻るんですね~
んで、使えなかったTLM200/220用のスプリングはと言いますと、さらに軽い0.012kg/mmで、な、なんとTLR用の12%!
う~む、もっと軽くしても良さそう・・・?
と言う事で、当初の目的通りTLM200/220用のスプリングと同じバネレートにしようと、TLM用の径20㎜を、径18㎜にしたものをバネ屋さんで巻いて貰いました。
線径が少し違うのが分かると思います。
右側がTLM用と同じ線径0.9㎜で、バネ径を18㎜にしたものです。
左は同じサイズで、線径を1㎜にしてバネレートを20%強化したものです。これでNSR50/80用と同じバネレートになる筈・・・だったんです。
が、がーん!
実は、バネ径によってもバネの強さが変わる事は知ってたんですが、たったの2㎜小さくなるだけなのでその差は微々たるものだろうと軽く考えていたんです。
しかし!バネ径20㎜の2㎜は大きかった!
線径0.9㎜で巻いて貰ったものが0.018kg/mmで、線径1㎜で巻いて貰ったものは0.021kg/mm。
なんと!0.9㎜のままの方が、NSR50/80用とほぼ同じバネレートになってしまったのです!
20%強化して貰ったものは0.021kg/mmで、TLR用の50%ほどのバネレートになってしまいました。なんのこっちゃ!
残念!これではテストにならない!(泣)
笑う門には福来たる!早起きは三文の徳!とはこの事か!(違います)
2013年10月10日木曜日
TLR200 簡易バネテスターからの・・・
2013年9月28日土曜日
TLR200 冷やしてセッティング
今年は暑かったですね~
気温が高くなると空気は膨張し、同じ体積に含まれる酸素量が減りますよね。
で、キャブセッティングがちょっと濃いように感じたりします。
でで、スロットルバルブスプリングを交換したのも、吸気抵抗の少ないエアフィルターに交換したのも、暑さに負けない軽いエンジン回転を目指しての事でした。
そんなその場しのぎの対策でしたが、結果には大満足です。
んがんが、逆に温度が下がれば、同じ体積中の酸素量は増えます。
夏よりも冬の方がエアークリーナーから入ってくる酸素の量は多いのでした。
ならばっ!そんなその場しのぎの対策をしなくても、猛暑日を真冬に変えればいいじゃん!エアコンの空気をキャブレターに入れれば解決するじゃん!
と言う事で・・・
写真は秋月電子さんからお借りしてきました。
ドラえもん冷蔵庫で使われているペルチェ素子です。
ペルチェ素子とは、2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属からもう片方へ熱が移動するという「ペルチェ効果」を利用した素子なんだそうです。
これをエアクリーナーケースに入れて電気を流せば、あ~ら不思議。あっと言う間に猛暑日が真冬に!
これで春夏秋冬キャブセッティングはバッチリ!パワフル&スムーズ!
インジェクションがナンボのもんじゃい!ちょいのちょいと作って大儲けするぜーっ!
と言う予定だったのですが・・・
ペルチェ素子は吸熱側から放熱側に熱量を移動させているだけですので、そのまま放り込めば冷えるどころか、入力した電気の分まで発熱するのでありました。
てな事でヒートシンクでの放熱は必須!さらには冷却ファンまで使って冷やさなければならないのでした。
となると、TLRの窮屈なエアクリナーケースではちょっと無理かなと・・・?
アレやソレのように全く考えがまとまらず、何時ものようにアイデアだけで終わってしまいそうな今日この頃です。(悲)
2013年9月12日木曜日
TLR200 油圧クラッチ レバー
レバーがズーッと気になってたんですよ~
そうそう、コレコレ。
プリッとした食感がたまらないんですよね。
パクッ、モグモグ・・・
って、違う!
以前エポキシ粘度で成形したんですが、どうにも摩擦が大きくて指にまとわり付く感じなんです。
で、
アルミテープを巻きました。
い~い感じです。
んが、直ぐに磨耗するのかな・・・?