2007年12月29日土曜日

TLR200 エアーアジャスター

パイオリだマルゾッキだと、サスが進化して最近すっかり見かけなくなりましたねぇ。




放置することも多く、メンテナンス不足のTLR200。最近負圧になって前が下がってきたようなので、エアーを入れようとTLM220、TLM80で使ってたエアーアジャスターを引っ張り出しました。やっぱり便利ですからね。
で、付けようとバルブキャップを外した所、信じられない事をして有りました。




コーキング剤が詰め込んで有ったのです。
ただで貰ったバイクなので文句も言えませんが、こうなると素人整備と笑えません。腹がたちます。何のためにエアーバルブが付いてるのか考えなかったのでしょうか・・・ほんっとに、もう!




怒ってても問題は解決しませんので、畳み用の針で穿り出して何とか付けました。
後はフロントフォークを伸ばした状態でプッシュ。これで大丈夫。

ついでに、負圧時と大気圧時の違いが判るように、針金の入ったビニールを目印にして撮影してみました。
目印は自由に動きます。同じ力でストロークさせると・・・




大気圧状態でサスが入り込んだ位置。




負圧状態で入り込んだ位置。深く突っ込んでます。ジャックナイフはし易いでしょうが、下りは怖いでしょうね。
フロントフォークは、ストロークする度にシールとインナーパイプの間から空気が出入りしてます。当然、圧力が上がるとサスの動きが悪くなり、負圧になるとフロントが下がりブレーキングでも突っ込み易くなります。
ですので、時々フロントフォークを伸ばした状態で、大気圧に戻さなければなりません。
5秒も有れば大気圧に戻せる便利なパーツなのに、何故見かけなくなったんでしょうかねぇ?


2007年12月16日日曜日

TLR200 イグニッションコイル

TLR200のイグニッションコイルを交換しました。




燃費アーップ!スーパーダイナマイトなイグ二ッションコイルどえす。




CDなにすんねん90でも使ってる、ここではお馴染?のコイルです。
火花が強くなりますので、CDではいきなりメインジェットを濃くしなければなりませんでしたが、はたしてTLRでは・・・
取り付けたのは良いんですが、テストに出掛けようとした途端の雨。結果は次回と言う事で、何卒良しなに。

<12月21日追記>
加速時に僅かですが力強くなったような気がします。あくまで僅かです。しかーし!スピードが出なくなりました。80kmを過ぎると苦しくなり、90km位しか出ないようです。(車が詰まってそれ以上のテストが出来ませんでした)
CDと同じく、メインジェットの交換をしなければならないようです・・・んんん。

<12月24日追記>
M.J.の変更をしました。
スタンダード:M.J.♯98、クリップ位置上から2段目、エアスクリュー開度1回転2分の1。
変更後:M.J.♯105、クリップ位置最上段、エアースクリュー開度1回転5分の3。
なかなか好調です。次回は♯110をテスト予定。

<12月30日追記>
♯110に変更してみました。回転がちょっと重くなり濃い感じでしたので、吸気量を増やす為にエアークリーナーケースのインレットキャップを取り外してテスト中です。
いい感じと言えばいい感じなんですが、まだ濃い目ですね。キャップ無しの♯105か108が正解かも知れません。もう少し♯110で走って様子を見ます。

<2008年1月6日追記>
100Kmまでは出せたのですが、なかなか全開に出来ず高速域のテストが終わってません。
が、プラグの焼け色は濃い状態でしたので、低中速域の濃さを少しでも解消すべく♯105キャップ無しにしてみました。(♯108を持って無いので・・・)クリップ位置は変わらず最上段。エアースクリュー開度1回転2分の1です。今までで1番調子の良い状態ですが、アイドリングへの回転の落ちとプラグの焼け色が気に食わない。♯38のP.J.は持って無いので、またまたピンをいじくりますかぁ?(いつものパターン?)悩むなー。


2007年12月15日土曜日

TLR200 LEDテール

TLR200のテールをLEDにしました。




LEDはテール11個、ブレーキ20個の計31個。残り物と拾い物(バイク屋さんに捨ててあった、スクーターの部品をバラしました)を掻き集めたものです。
製作はいたって簡単。LEDを直列に並べて電圧を合わせるだけです。12Vで使用しますので、LEDが1個2Vであれば2+2+2+2=8V、残りの4V分を抵抗で消費すれば良いだけです。
V=IRで、LEDの定格20mAを代入して計算すると、LED4個に200Ωの抵抗を入れればバランスする事になります。
がっ!「オームの法則なんて、でぇ嫌れぇだっ!」と言う、江戸っ子や私の為に?こんな部品が用意されてます。




定電流ダイオード(CRD)です。名前の通り一定の電流を流すダイオードです。
CRD自体の消費電力が4~5V(だったと思う)必要ですので、CRD1個でLED1個~4個を点灯させる事が出来ます。




今回、充電器の電圧で4個接続してみたところ、4個目が点灯したりしなかったりでしたので、バッテリーレスTLR200の電圧変動を考え、CRD1個にLED3個までとしました。
3個を5組。2個を2組のLED19個。
残りはスクーターの部品をそのまま流用しました。ご丁寧に整流ダイオードが1個入ってて、抵抗1個にLED4個になってます。それを3組でLED14個です。
で、テールはこんな感じ。




テール用11個のうち、2個はナンバー照明の為に下に向けましたので、実質9個の明るさです。
さらに、ブレーキを点灯させると・・・




画像では明るく見えますが、電球のテールより少し明るい程度かも知れません。やはり、ちょっと古めの高輝度LEDではこんな所でしょうか?
最新の超高輝度LEDだったら、申し分のない明るさになったのかも知れませんね。

最近、照明やイルミネーションとしての用途が広がり、LED、CRD共に安くなってきました。
参考までに・・・申し分ない明るさ?の超高輝度LEDはここに有ります。

<12月21日追記>
LEDはやっぱり素晴らしい。
ご存知のように私のTLR200は12Vバッテリーレスなんですが、信号待ちのアイドリング時に、ヘッドライト、ブレーキランプ、ウィンカーと全てのランプを点灯させると、交互点滅と言えどもウインカーの点滅が苦しく、少し回転を上げなければなりませんでした。
しかし、テールのLED化により消費電力が激減。力強く点滅してます。
TLRはブレーキランプのみならず、テールランプまでウインカーと同じ充電系の電気ですので、(合わせて23W)特に効果が大きかったのでしょう。