2009年3月23日月曜日

TLR200 ベーパーロック対策

ネットで「AJP」を検索していたら、エアーが発生しやすいと書いているページが有りました。
エアーが発生しやすいと言う事は、ブレーキングの熱でフルードが沸騰してしまうベーパーロックを起こしているのかも知れません。
で、思い出したのがロードモデルで行われるフェード対策です。これはパッドとピストンの間に、断熱材としてガスケットシートを挟み込む方法です。
ひょっとすると、ブレーキ鳴きの対策にもなるかも知れないと、テストしてみました。




作業は非常に簡単です。先ず、パッドで形取りをして切り抜きます。ガスケットシートは手持ちの0.5㎜厚を使いました。
これを・・・




ご覧の様に、パッドとピストンの間に入れれば出来上がりです。
が、新品パッドの場合は隙間が無くて入れられないかも知れませんね。

フェード現象やベーパーロックに対する効果は直には分かりませんが、音が無くなったのか言えば、反対にうるさくなりました。
やはり、あの針金とパッドの当り方が重要なようで、弄った事でせっかく消えていた音が、少し復活したんですぅ。
なので、スペイン人もびっくりする、オリジナルな針金を考えてみたいと思う、今日この頃ですねん。
ほんじゃね~

<追伸>
今日ガス欠症状が出ました。

先週直したろうが、えっ!直してやったろうが、えいっ!えいっ!えいっ!と、切れかけたのですが・・・
普通にガス欠でした。チャンチャン。


2009年3月21日土曜日

TLR200 500円パッドのテスト&純正ボルト入手

500円パッドが届きました。




メーカー名も国名も無く、全くの無印です。
早速テストしてみませう。




今まで使っていたのはガルファーでした。
まずい事に、キャリパーの取り付け位置の問題で一部当っていない所(前側)があります。定期的にヤスリで削らなければなりませんねー。

で、交換して走り回って水も掛けてみたんですが、ガルファーほどには効きません。2本指でもロックするかしないか程度です。
やはり500円。無印良品とはなりませんでした。
直にガルファーに戻したのは言うまでも有りませんね。
効かないパッドを経験すると、ガルファーの効く事効く事。スコンとフロントフォークが入ります。




AJPにはNISSINのようなパッドスプリングが無くて、この針金を曲げたバネのような部品が、ハンガーピンとパッドスプリングを兼ねているようです。
で、より強くパッドの振動を抑えようと、左のように広げて付けた所、キーキー音がましになりました。もう少し曲げ方を工夫すると、音がしなくなるかも知れません。




ホンダの純正ボルトも入ってきました。
M8L55㎜が63円。M8L25mmが58円×3本。計237円の安全です。




これで、ブレーキスイッチを残してディスク化は完成です。
ご清聴有り難うございました。


2009年3月20日金曜日

TLR200 パッキンが・・・

一年ほど前からでしょうか?月に1~2回?走行中にガス欠症状でエンジンが止まるようになりました。
その度にコックからガソリンホースを外し、口で「プーッ」と吹いてガソリンが流れ落ちるようにしていたんですが、とうとう昨日の夕方吹いても通らなくなりました。
仕方が無いので、フロートチャンバーを外して(TLRはバネで止まってるので、キャブを付けたままで外せます)、指でフロートを動かして走れるようにしたんですが、いよいよ本気で原因を究明しなければと、キャブをバラしてみました。




かなり腐食していますが、フロートの動きにもフロートバルブにも問題無いようです。
さらに見ていると・・・




パッキンの一部が内側に入っていてフロートに擦った後が・・・
フロートが画像の位置だとパッキンとは充分な隙間が有るんですが、フロートが左に寄った時に引っ掛って動かなくなっていたんですねー。
分かってしまえば簡単。
パッキンに癖が着いているので、接着剤で正しい位置に張り付けてフロートチャンバーを取り付ければ修理完了。
以上、一年もほったらかしにせずに、直に見ろよっ!って話でしたぁ。