2009年2月14日土曜日

TLR200 前輪のベアリング組み込み。そして・・・

ベアリングを取り付けます。




ディスタンスカラーの位置決め用ゴムリングは、クッションテープでかさ増ししてから取り付けてみました。




取り外しの時と同じ様に、ヒートガンで熱してからベアリングを取り付け、ボルトで押し込んでいきます。




今回はサイドカラーも作りますので全く気にしなくて良かったのですが、ベアリングによって幅が違います。スタンダードの6004は幅12mmで、今回使っている6302は幅13㎜です。したがって1㎜出っ張っています。
ベアリングの正確な大きさを知りたい時は、monotaroで調べるのが良いでしょう。
でぇ、フロントフォークに取り付けてみたところ・・・




ボ、ボ、ボルトが当ってますけどぉ。




キャ、キャ、キャ───ッ!リパーがスポークに当ってますけどぉ。
はたして、どうなってしまうのでしょうか───ッ!


TLR200 ディスクプレートの錆び落とし

決して、何処かの遺跡で発掘してきた訳では有りません。




2度目の錆び落しなんですが、まだこれだけの錆びが・・・




実は、このブログに辿り着く一番多い検索ワードが・・・「サンポール」
めっちゃ、バイクのブログなんですがねぇ。
(;_;)以上、悲しいお知らせでしたぁ。




これ位にして置きます。結局60番の布ヤスリが一番でした。
もう少し研げよって話ですが、このディスクは'97GASGASと同じですので、効きが悪ければ放置しているGASGASのディスクを使うと言う事で、とっとと終わらせましょう。


2009年2月10日火曜日

TLR200 タイヤ交換

3週間ほど前から空気が抜けるようになりました。
去年の夏に修理した所から漏れているのかも知れませんが、年代物のチューブですので修理はせずに新しいチューブにします。




腐食してますねー。
TLM220に乗ってた頃、腐食した部分の欠片で立て続けにパンクした事が有ります。
今回、剥がれ落ちそうな所はワイヤーブラシで擦り落としましたが、どんどん悪化していく訳ですので、手立てを考えて置かなければなりませんねー。




中古ですので反対向けにしようと思っていたんですが、うっかり正しい方向に入れてしまいました。
X-11の9分山。これで1年間は大丈夫なのねー。
で、さっそく土曜日に何時もの所を走って見たんですが、いきなり失敗してしまいました。
どう言うことぉ? 醤油ことぉ!


2009年2月8日日曜日

TLR200 ディスタンスカラーとサイドカラーの製作

モンテッサ311の前輪を、TLM220のフロントフォークに取り付けるべくベアリング交換をする訳ですが、そのベアリングに合ったカラーを製作しなければなりません。




最初は、このジュラルミン7075の丸棒から、旋盤で削り出して貰おうと考えていました。
しかし、モンテッサ311のハブではTLMのメーターギヤが使えず、その部分のサイドカラーも必要で、この丸棒だけでは長さが少し足りません。
他に何か無いのか?と考えたところ・・・・




良い物が有りました。
ハンドルです。これなら切るだけですので、加工に出さなくても出来ます。




TLMのシャフト径が15mmでハンドルの内径が14mm足らず。1mmほど径を大きくしなければなりません。
「金は無いが時間は有る!」と言う、私にピッタリの作業です。




と言う事で、金はかけずに時間をかけて、ディスタンスカラーとサイドカラーの完成です。




これでイイのだー。
これでイイのねー。
嬉しがって、ベアリングと共にシャフトに通してみました。
さあ、後はハブに組み込んで、ディスクプレートの錆びを落とせば前輪の出来上がりなのだー。


TLR200 フロントフォークオイルシール交換(TLM220用)

7年ほど前まで、TLM80で使っていたTLM220のフロントフォークです。これをTLR200に移植します。
が、7年ほど放置している間にオイルが漏れ出してました。




画像では分かり辛いのですが、オイルシールとダストシールの間にオイルが溜まっています。
シール交換は分解しないと出来ませんので、フォークオイルを上から排出しアウターの下のボルトを外します。
バイクに付けたまま、又は万力に固定した状態で緩めると失敗はしないのですが、今回は外した状態でしたので手で押さえることしか出来なくて、ボルトを舐めてしまいました。
ボルトも少し特殊?で、頭が小さくて穴が浅いので舐めやすいんですが、ちゃんと固定した状態で新品に近い工具を使用すれば問題有りません。
舐めたものは仕方が無いので、平タガネで緩む方向に数回叩いて外したのでした。




上が外したボルトで、下が代わりに使用するステンレスのボルトです。(適当な長さがこれしか無かったので)




オイルシールは、専用の工具やマイナスドライバーでコジッて外す事が多いのですが、TLM200/220は、インナーパイプをコンコンと強く引っ張るとスポンと抜けます。




洗浄します。画像右下、トップボルト横のワッシャーは、バネレートを上げる為に入れている物です。5㎜厚のアルミ板を切り抜いて作って有ります。
納得出来るくらい綺麗にしたら、インナーパイプにシートパイプを入れ、ロックピースを取り付けてアウターの下から件のボルトで取り付けます。




で、オイルシールを上から入れるのですが、この時にオイルシールのリップに傷を付け、新品に交換したのに直にオイルが漏れ出したーっ!と言う事が有ります。
ホンダの場合は、入れやすいようにパイプの上を斜めに加工して有るのですが、加工していない外車は特に失敗しやすいようです。
そんな愚かな失敗をしないように、サランラップを巻いてからオイルシールを入れましょう。滑りが良いようにシリコングリースを全体に塗布してます。




フォークシールは、オイルシールプッシャーと言う専用工具で打ち込むんですが、そんなオシャレな工具は持っていませんので、外した古いシールを上に乗せ、プラスチックハンマーで少しずつ叩き入れます。




入りました。古いシールをほじくり出して、ストッパーリングをはめ込めばシール交換終了です。




残り物のフォークオイルです。5番は900cc位、15番は100cc位残っているようです。
指定はウルトラクッションオイルの10番なんですが、この残り物オイルをそのままブレンドして入れます。適当ですんません。




完成!
オイルの粘度は適当なのに、油面は正確に設定しました。
すんません。情緒不安定でノイローゼ気味なんです。
適当なパイプを用意し、TLM220の油面である95mmの位置に目印のテープを貼り、そこをインナーパイプのトップに合わせて注射器で吸い出せば、ぴったり油面が出ると言う優れ物です。
恒久的なものを作って置けば良いんですが、何時もストロー等で代用品を作ってる気がします。




左側も有るんですが、漏れているのかいないのか微妙なのでそのままです。使ってみて大丈夫で有ればオイル交換をしましょう。

一応フロントフォークは目途が立ったのですが、問題は肝心かなめのブレーキ関係。はたしてこのままで使えるのでしょうか?はたまた分解整備が必要なのでしょうか?
んんー。7年間放置した後始末は大変だ・・・


2009年2月7日土曜日

TLR200 フロントフォーク オイルシール入手

ディスクブレーキにしようと動き出した訳は、現在使っているTLR250用のフロントフォークがオイル漏れをしだしたからなのどえす。
修理するので有れば、いっそディスク用のTLM220のフォークにしてしまおうと・・・
取り合えず、どちらもΦ35ですので同じシールの筈、力いっぱいシールを手に入れて置きませう。




と言う事で、Webikeで取り扱っているarieteのシールを発注してみたんですが・・・
翌日、在庫が無いので注文を受け付けられないとの返事。 (T_T)どぴょーん。
やはり、パーツリストに載っている、オイルシールセットを購入しなければならないのでしょうか?
諦めずに、さらにオイルシールで検索していると、CB750K用に91255-434-013のシールを発注したら、91255-KBH-003で入ってきたとの記事が有りました。
機種コードの434を調べるとXR250。TLR200のパーツリストでシールセットとダストシールの番号を調べると、機種コードが434になっていました。
ピンポン!どす。
パーツリストには、シールだけの番号は載ってないんですが、探せばちゃんと有るんですねぇ。早速注文しました。




価格は1個580円。これでTLR200もTLM220も大丈夫ですぅ。
で、本日交換したんですが、交換の模様は明日と言う事で、何卒ひとつよしなに・・・


2009年2月1日日曜日

TLR200 ディスク用前輪

内容があっちこっちに飛んで申し訳有りません。今回は前輪のディスク化に戻ります。
去年の夏頃に100円!で落札した、モンテッサコタ311の前輪です。




付けられると言う確信は何も有りません!ただただ安かったので・・・
とりあえずシャフトの径が違いますので、ベアリングを外します。ベアリング抜きを持っていませんので、定番のアンカーです。




下に有るのが今回使ったコンクリート用?のアンカー(外径18mm)です。右側のクサビを打ち込む事でベアリングの内輪に食いつかせ、さらに強く叩けばベアリングが外れます。
外しやすくするためにヒートガン(1000W-1500Wの強力ドライヤー)で熱してます。
このベアリングは6004で内径は20mm、外形が42mmです。で、TLM220のパーツリストを見ると、TLM220のベアリングは6202となっていますので、内径は15mmで外径35mmと言う事になります。
6202
最初の6はボールベアリングを示す数字。
2つ目の数字が直径系列を表す数字。
最後の2ケタが内径番号。
で、表で内径15mm、外径42mmのベアリングを探してみると・・・




6302ですね。良かった。TLM220のシャフト径に合い、モンテッサのハブに合うベアリングが存在しました。
さあ、何処で買うべきか?
昔から、タバコとベアリングは地元で買いましょうと言うよな~(言わない言わない)
やる気を無くしたSベアリングさんに行っても閉まってる可能性が高いので、ネットで検索。
なんじゃこらーっ!Sベアリングから500mも離れていない所に、ベアリングを扱ってる所があるじゃあ~りませんか。




やる気を出してさくさく動けば、さくさく進むのねー。
今週中には、ハブの中のディスタンスカラーを削って貰って組み立てましょう。

<2月12日追記>
ベアリングの内径と外径は上の表で分かりますが、それぞれの幅はmonotaroで確認して下さい。


2009年1月26日月曜日

TLR200 ニードルピン製作

ハイカムを組み込んだ事によりセッティングが濃くなってしまったので、お馴染のニードルピンの製作に入りました。




今回もφ3の真鍮棒で作ります。
で、ノーマルピンを外したらクリップ位置が2段目で、もう一段薄くする余裕が有りました。と言う事で作る必要は無いかも知れませんが、勢いで作っておきます。




はっ、砂金だ!(はいはい)
買い置きの真鍮棒が曲がっていて、削りにくくてなかなか平坦になりません。結構苦労してます。




一応こんな按配です。ノーマルピンに比べるとかなり薄くなると思いますが、まだ使ってません。
ノーマルピンに1段余裕が有ったので、クリップ位置を最上段にしてテストしています。
でもって昨日のテスト結果は、クリップ位置最上段エアースクリュー開度2回転半で、中速部分は良い感じになってきました。エンジンブレーキの効きは今ひとつ、2st.並でしょうか?スロージェットを小さくしたい所です。
さらに、アクセル全開が回りません。メインジェットも変更してみなければなりませんね。
しかし、中速部分が乗りやすくなると印象が変わります。ピンも削れたし、0.6mmハイカムでもう少し乗ってみましょう。


2009年1月18日日曜日

TLR200 ハイカム組み込み

早くしないと雨が降りそうなので、朝一番に組み込みました。




右が取り出したノーマルのカム。左が0.6㎜ハイカムです。
交換するだけなので問題は無いんですが、タペット調整で改めて0.6㎜の差を感じました。結構捻じ込まないと規定のクリアランスになりません。
で、エンジン始動!んんん、パワーアップは感じられません!アイドリングしません!
僅か0.6㎜リフト量が増えただけなんですが、ハイカムの悪い部分が感じられるだけです。
「ふ~ん」と言う事でテスト走行に出発。
何時もの小関峠でアイドリング調整。アイドルスクリューでアイドリングを出すと、回転の落ちが悪くなりエンジンブレーキが効きません。
エアースクリューを3回転まで戻した位置で、ほぼ最低回転数でのアイドリング。これ以上はどうしようも有りませんね。
ニードルクリップも薄い方向へ振りたいのですが、確か一番上になっていた筈でどうしようもないと諦めて、山道でのテスト走行に出発。
上りで極端にパワーが無く調子が悪い。しかし、山道はすべてクリーンで走破出来るくらいの調子の悪さ。やはりクリップ位置が問題のようです。




あらまよ~。
去年から、この辺りの木にビニール紐を巻いて有ったので何だろうと思っていたんですが、木を切る為の目印だったようです。

僅か0.6㎜されど0.6㎜。やっぱりハイカムですね~。
微妙にセッティングが合っていないので、もう少しセッティングしてみないと結論が出せないのですが、今日のテスト結果では「山道とトライアルはノーマルカムが一番!」でした。残念!!


2009年1月17日土曜日

TLR200 ハイカム完成?

サンダーでの荒削りを考えていたんですが、イーハトーブさんのアドバイスでルーターに変更しました。
これが正解。細かい作業ですのでルーター以外では無理ですね。




鋼だと思い込んでいたんですが、思ってたより柔らかく粘りの有る鉄でした。
ヤスリも普通に掛けられ、ダイヤモンドヤスリとオイルストーンでチマチマ削る覚悟をしていたんですが、ヤスリが使えれば仕事が早い、さくさく削ってオイルストーンでならして出来上がりです。




0.6㎜削りました。って、これだけでは解りませんね。




ノーマルのカムシャフトです。真ん中のカムの下を比べて貰うと分かりますね。

と言う事で一応完成しました。
しかーし、本当に丸く均一に削れたのか?調べたいですねー・・・が、調べられません!(きっぱり!)
ダイヤルゲージを持っていないのどえーす。マンモス困りましたーっ!
と言いながら、明日組んでみませう。


2009年1月12日月曜日

TLR200 ハイカムを作る

あれです。なんかやる気が出ないので、引きこもってます。
そんなこんなで部屋の中で出来そうなバイク弄りを始めようかな?と・・・

以前、ヨシムラのお知らせで、ホンダのCB750だったかのカムシャフトが欠品になったので、スズキGSXのレーシングカムシャフトが製作できなくなりました。と、
言うのが有りました。
ホンダの部品をブランク材として、スズキのカムシャフトを作っていたんですねぇ。面白いです。
ヨシムラのように、4気筒DOHCのカムシャフトは削れませんが、シングルのOHC用だったら誰でも削れそうですので、TLR200のカムシャフトでポップ吉村の真似事をしてみよう!と、言う事なのどえーす。




カムの形状はエンジンの特性に影響しますので、形状は変えずリフト量をふやすだけにしておきます。
オーバーラップがどうの、バルブタイミングがどうのと言われても分かりませんし、このTLRのカムシャフトは、トライアルに向いているカムプロフィールになっているはずですので、リフト量を大きくして吸気量を増やし、少しでもパワーアップしてくれれば良しとしましょう。
とりあえず赤丸くらいまで、0.5~0.6㎜削ってみませう。


2009年1月5日月曜日

TLR200 ディスクブレーキ用ステムCOMP

アンダーブラケットは使わないので・・・
叩く。殴る。どつく。しばく。くらわせる。と言う、ありとあらゆる荒業を駆使してみました。




これでいいのだー・・・
これでいいのねー・・・




取り付け部分の径を測定してみると、TLR200のステムパイプ27.00mmに対しTLM220のステムパイプは27.35mm、思っていたより差が大きかったどえす。
0.35㎜はでかい!このまま差し込むと、ゴソゴソでユルユルかもー。




なので、太らせなければいけません。
絶縁テープでマスキング。




お馴染の?サンポールメッキです。
メッキをしてはワイヤーブラシで擦り又メッキをと、繰り返す事10回?




これでいいのだー・・・
これでいいのねー・・・

27.30~27.35㎜になりました。




やっぱり油圧が欲しいっす。
ギヤプーラーで無理やり押し込むのは大変でした。




完成。TLR200ディスクブレーキ用ステムCOMPの出来上がりです。
次は、ディスク用前輪を何とかしなければ───っ!!


2009年1月3日土曜日

TLR200 油圧プレス

え──、去年の話題です。
史上最大の忘年会が「ピット・N」にて開催され、不肖このわたくしも参加してきました。
目的は、普段会えない某バイク屋さん仲間に会う事なんですが、もう一つ!油圧を借りたかったのでした──っ!
とりゃ──っ!




パーツの大きさによって下の部分を移動して合わせるんですが・・・
TLRのステムは中途半端な長さで、受け部分の鉄の台?が使えず、直接乗せて無理やり押してみたのさっ。す・る・と・・・




( ̄∀ ̄;)んげっ・・・曲がっちゃいました。ま、いっか。(いいくねー)
こちらはステムパイプ部分を使うだけなので、サンダーでカットしてパイプだけ取り出しましょう。




右側のTLM220用は、台が使えたのでスッポリ簡単に抜けました。
で、改めて忘年会に参加。無事に酔っ払い、「ピット・N」さんの前のガードレールにゲロを吐いて帰ってきました。(*_*;)
いやー、よい年でした。って、「ピット・N」さんゴメンね。これに懲りずに、またオジサンと遊んでねぇ。(^_^)えへっ。