2009年1月26日月曜日

TLR200 ニードルピン製作

ハイカムを組み込んだ事によりセッティングが濃くなってしまったので、お馴染のニードルピンの製作に入りました。




今回もφ3の真鍮棒で作ります。
で、ノーマルピンを外したらクリップ位置が2段目で、もう一段薄くする余裕が有りました。と言う事で作る必要は無いかも知れませんが、勢いで作っておきます。




はっ、砂金だ!(はいはい)
買い置きの真鍮棒が曲がっていて、削りにくくてなかなか平坦になりません。結構苦労してます。




一応こんな按配です。ノーマルピンに比べるとかなり薄くなると思いますが、まだ使ってません。
ノーマルピンに1段余裕が有ったので、クリップ位置を最上段にしてテストしています。
でもって昨日のテスト結果は、クリップ位置最上段エアースクリュー開度2回転半で、中速部分は良い感じになってきました。エンジンブレーキの効きは今ひとつ、2st.並でしょうか?スロージェットを小さくしたい所です。
さらに、アクセル全開が回りません。メインジェットも変更してみなければなりませんね。
しかし、中速部分が乗りやすくなると印象が変わります。ピンも削れたし、0.6mmハイカムでもう少し乗ってみましょう。


2009年1月18日日曜日

TLR200 ハイカム組み込み

早くしないと雨が降りそうなので、朝一番に組み込みました。




右が取り出したノーマルのカム。左が0.6㎜ハイカムです。
交換するだけなので問題は無いんですが、タペット調整で改めて0.6㎜の差を感じました。結構捻じ込まないと規定のクリアランスになりません。
で、エンジン始動!んんん、パワーアップは感じられません!アイドリングしません!
僅か0.6㎜リフト量が増えただけなんですが、ハイカムの悪い部分が感じられるだけです。
「ふ~ん」と言う事でテスト走行に出発。
何時もの小関峠でアイドリング調整。アイドルスクリューでアイドリングを出すと、回転の落ちが悪くなりエンジンブレーキが効きません。
エアースクリューを3回転まで戻した位置で、ほぼ最低回転数でのアイドリング。これ以上はどうしようも有りませんね。
ニードルクリップも薄い方向へ振りたいのですが、確か一番上になっていた筈でどうしようもないと諦めて、山道でのテスト走行に出発。
上りで極端にパワーが無く調子が悪い。しかし、山道はすべてクリーンで走破出来るくらいの調子の悪さ。やはりクリップ位置が問題のようです。




あらまよ~。
去年から、この辺りの木にビニール紐を巻いて有ったので何だろうと思っていたんですが、木を切る為の目印だったようです。

僅か0.6㎜されど0.6㎜。やっぱりハイカムですね~。
微妙にセッティングが合っていないので、もう少しセッティングしてみないと結論が出せないのですが、今日のテスト結果では「山道とトライアルはノーマルカムが一番!」でした。残念!!


2009年1月17日土曜日

TLR200 ハイカム完成?

サンダーでの荒削りを考えていたんですが、イーハトーブさんのアドバイスでルーターに変更しました。
これが正解。細かい作業ですのでルーター以外では無理ですね。




鋼だと思い込んでいたんですが、思ってたより柔らかく粘りの有る鉄でした。
ヤスリも普通に掛けられ、ダイヤモンドヤスリとオイルストーンでチマチマ削る覚悟をしていたんですが、ヤスリが使えれば仕事が早い、さくさく削ってオイルストーンでならして出来上がりです。




0.6㎜削りました。って、これだけでは解りませんね。




ノーマルのカムシャフトです。真ん中のカムの下を比べて貰うと分かりますね。

と言う事で一応完成しました。
しかーし、本当に丸く均一に削れたのか?調べたいですねー・・・が、調べられません!(きっぱり!)
ダイヤルゲージを持っていないのどえーす。マンモス困りましたーっ!
と言いながら、明日組んでみませう。