2008年4月27日日曜日

TLR200 プラグダイレクトアース

H.P.で電気の事を色々書いてますが、アーシングについては何も触れてませんでした。理由はアーシングの効果や必要性は認めてるんですが、私自身が体感出来なかったからです。
でも、所有してるバイクは、ちゃっかりアーシングを施してあります。

最近、交差点やホームセンターの駐輪場などで、私のバイクをシゲシゲと見る人がいます。何を見てるのか分らなかったんですが、どうも私のアーシングが気になったようです。




こんなアーシングです。
2005年6月の画像で、プロトタイプのアーシングです。プラグから直接アースを取ってます。当然こんな物は売ってませんので自作品です。
普通はシリンダーヘッドのボルトでアーシングしますが、抵抗を減らすにはプラグから直接アースを取るのが一番良い方法ですよね。




お馴染?2st.水冷エンジン用のアース線です。市販品のアース端子とアーシングケーブルで簡単につくれますので、自作してる方も多いと思います。



ご覧の様にプラグに挟み込みますので、ほんの少し圧縮が下がる事になりますが、圧縮が下がる事を差し引いても、アーシングを施した方が失火を防ぎ着火性能が上がると言う事で、多くのトライアルライダーが使ってると思います。
しかし、2st.空冷エンジンや4st.エンジンでは、プラグ取り付け部分が凹んでいる為に、この方法ではアーシング出来ません。
で、考えたのが上の画像のような、プラグに被せるタイプだったのどえす。
こうして改めて見ると、プラグに2本も線が繋がってて、何の線か気になるかもしれませんねぇ。

「プラグ ダイレクト アーシング」完成モデルはburattoclubのearthingをご覧下さいね。お約束の、文字サイズ(小)でお願いします。


2008年4月13日日曜日

TLR200 全波整流レギュレートレクチファイヤー(モンキーZ50Jでのテスト)

モバオクで、ホンダの全波整流レギュレートレクチファイヤーと、同じ配線色の物を見つけました。C.D.I.とセットで880円。あまりに安い。色は同じだが全波なのか?怪しい・・・
会員でもないので、その時は入札しなかったんですが、先週覗いて見ると無くなってました。無くなると欲しくなるもで、(CDのC.D.I.をモンキーに移植したので、C.D.I.も必要になったのですー)同じ様な半波のセットを出品されてた方に問い合わせた所、在庫が有ると言う返事。早速注文しました。




おったまげ!
セットで880円で驚いてたのに、相性が有ると言う事で、おまけでC.D.I.が2個入ってました。いくら何でも採算が取れてるのでしょうか?
調べてみると、真ん中のC.D.I.がダックスレプリカ用らしいので中国製でしょう。右のC.D.I.は中国のメーカー名が入ってます。レギュレートレクチファイヤーは、無印ですがおそらく中国製だと思われます。




今回の線加工は接続端子の打ち換えだけです。ホンダと同じ配線色なので、接続も同じにしてみました。




黄色と桃色は当然発電コイル。緑はアースですので同じく緑。赤は直流+で同じく赤線と接続。ホンダの場合黒は、赤線がメインスイッチで黒に接続され、同じ直流+が流れますので、直流+が出てる可能性が有り、ヘッドライトの電源として黄色に接続してみました。
しかし、ヘッドライトは点灯せず電気は出てませんでした。で、電圧検出の入力だろうと、赤線からワタリを取って電気を入れみました。




これで全ての電装が点灯。電圧も6V~15Vで制御されてるようです。で、黒線をカットして電気を入力せずにテスト。




この状態でも6V~15Vに制御されてました。
ここからは想像ですが、黒線は電圧検知回路の入力線で、赤線の電圧がしっかり制御されているので、それ以上の電圧でなければ働かないのかも知れません。
テストの結論は、このレギュレートレクチファイヤーが全波整流で有り、TLR等の12V化に使える。(しかし、サイズがTLRの3倍くらい有り、取り付け場所には思案が必要)
ただし、TLRのようにヘッドライトが別系統になってる場合、ヘッドの制御まで出来るのかはテスト未了です。




セットになってたC.D.I.は、どちらもCD50改なにすんねん90で使えそうです。ただし、始動時、低回転時の火花が少し小さいかな?アイドリングが下がりました。

このレギュレートレクチファイヤーが気になった方は、下記のアドレスに問い合わせてみて下さい。現在モバオクには出て無いようですので・・・
13-tora@ezweb.ne.jp (Garage虎)さんです。


2008年3月22日土曜日

TLR200 フロントフォーク交換

TLR200を手に入れて3年。ズーっとフロントフォークの動きが気になってました。
酔っ払いサスと揶揄されたTLM220や、強度不足でグニャグニャのTLM50に長く乗りすぎたのか、はたまた単にメンテナンス不足なのか、「すっ」「すっ」では無く、動きが濁点なんです。
で、TLM50改TLR80で使ってたTLR250用のサスに交換しました。




径も長さも同じですので、交換するだけです。




ほれ出来た。
やっぱりTLR250用は動きが良いです。インナーチューブの表面精度が主な原因なんでしょうが、メンテ不足のTLR200用は抵抗を感じながら動くのに対し、TLR250のサスはバネを感じながら動いてます。出入りがスムーズ。
ね。3年もほったらかしてたけど、やったら出来る子なんです。みんな仲良くしてあげてね。(ハーイ)


2008年3月16日日曜日

TLR200 カムシャフトを研磨する。

エンジンも調子良いし、それくらいの音は気にしなくても良いじゃないかっ!とも思うんですが・・・
心を病んでる私は、何時の間にかカムシャフトを研磨してました。




光ってる(と言っても画像では分りませんねぇ)部分が強く当ってる所で、ミクロン単位で凹んでます。それを、全周一皮剥いて新品状態に戻そうと・・・
元々ハイカムを作ろうと考えてたんで、技術習得の一環ですね。




オイルストーンで削ると凹んでる部分が良く分ります。オイルストーンが当った所はマットな感じになり、凹んだ部分はピカピカのままです。
削って削って数時間、カム山の凹みも無くなったので完成としましたが、気になってたカム山の下(光ってない部分)にはオイルストーンが届きませんでした。平らに見えるんですが凹んでるんでしょうねぇ・・・
加工は昨日の事で、今朝さっそく組み込んでテスト走行へ。
おおーっ。素晴らしきかな!音がしなーい。調子をぶっこいて大津、南郷、大石から猿丸林道へ。
おおーっ。きたー!音がしてきたー。
って、もういいでしょう!これくらいの音は・・・これ以上はバラさなければなりませんぜ旦那。




春は来る。山の上も、日当たりの良い梅は3分ほど咲いてました。


2008年3月9日日曜日

TLR200 ブレーキペダルスプリング

今日は絶好のツーリング日和でしたねぇ。皆さん走りに行かれたようです。
私と言えば、出掛けようかバイクを弄ろうか、迷ってるうちに昼。結局、何時もの峠近くを10分ほど走っただけで一日が終わりました。勿体無い。
今日は、TLRを手に入れてからズーッと気になってた、リヤブレーキのリターンスプリングを交換しました。
TLM50もですが、スタンダードの強すぎるスプリングでは、バネを踏んでる感じでシューに当ってる感触が分りません。ま、分ってもTLRのブレーキはコントロールのしようが無いんですが・・・
(どあってぇ、効かないんだもん)




ホームセンターで適当に買ってきたスプリングです。短くて届きませんので延長しなければなりません。
TLM50では折れたスポークを曲げて引っ掛けてたんですが、今回はもっとお手軽に・・・




工具箱に転がってた、ブレーキシューのリターンスプリングで延長しました。
作業時間2分?で、シューに当ってる感触がハッキリクッキリ分ります。こんなに簡単なら、もっと早く交換すればよかったですぅ。


2008年3月8日土曜日

TLR200 カムシャフト交換

ZOIL注入でタペット音が随分静かになったのですが・・・
最近エンジン音ばかり聞きながら走ってます。神経質になってるのか欲が出るのか、気にするほどの音では無い筈なんですが、気になります。もう少し、あと少し・・・
で、カムシャフトを交換してみました。
えっ!なんで持ってるの?って話になるんですが、伝説の名チューナーポップ吉村さんの追体験をしようと、オークションで手に入れてたんです。
ポップ吉村さんのような4気筒のカムシャフトは無理ですが、単気筒なら何とかなりそうじゃないですか?ねぇ。
しかし、手に入れてから1年近くなるでしょうか、手付かずでほったらかしになってました。
同じ中古なので、入れ替えても変わらないかもしれませんが、エンジンを下ろさなくても出来る簡単な作業ですので、交換してみませう。




ほら出来た。
見た目同じ様な傷が有るしぃ、代わり映えのしないカムシャフトだしぃ。(当たり前か)
タペットを調整してエンジン始動!おっ!おおっ!チェーンの音だけですぅ~。
喜び勇んでテスト走行へ・・・
良い!・・・良い?・・・良いかも?・・・良いかぁ~?・・・ちょっと音がしてるしぃ・・・
何故かアイドリングがやたらと上がりました。と言う事は、交換は正解で良い方向なんですが・・・
ちょっとだけ音が・・・してるし音が・・・ほらほら、この音・・・ねっ、ねっ、ねっ。

もう・・・私は病んでるのかもしれません。


2008年3月1日土曜日

TLR200 SUPER ZOIL

私は、これまでガソリンやオイルの添加剤には、あまり興味が有りませんでした。
リング音やパワーダウンなど、気になる事が有れば分解&部品交換をするのが当たり前だと思ってたからです。(TLM200/220の2st.は、問題が無くても最低年に1回や2回は、ピストン回りの交換や掃除の為に開けてました)
それが当たり前だと思ってましたし、整備せずに乗りつづける人を不思議に思ってたものです。
クラッチが重くならないのだろうか?アクセルは重くならないのだろうか?ブレーキシューは交換してるのだろうか?タペット音が町内に響き渡ってても気にならないのだろうか?不思議でした。
しかし、トライアルの練習もせず試合にも出なくなると、どんどん整備が疎かになりバイク弄りが億劫になってきました。年齢的なものや環境も有るのかもしれませんが・・・

ぐあ、億劫でもTLRのガチガチガチというタペット音は気になります。3~4回調整してみました。音が消えません。0.03mm位まで詰めてる状態だと思うんですが、消えません。
CB50系もカブ系も0.05mmで静かになったんですが、このエンジンは温まるとガチガチと騒々しくなります。
ロッカーアーム?カムシャフト?偏磨耗?以前は、ヘッドを分解して確認しましょう。となったのですが・・・
きっぱり、やっぱり、さっぱり、やる気が出ません。そんな時!亡くなったバイク屋さんの声が・・・
「ZOILはええでぇ。使こてみぃ」




TLRのオイル全量が1.1リットル。ZOILの適量が8%~10%と言う事で、100ミリリットルのこのボトルでぴったり。でも~、送料と合わせて3千円ほどします。もう少し何とかならんものかのー。




入れたのは先週の日曜日。注入後10分ほどアイドリングします。カムチェーンの音は静かになったのですが、気になってたのはタペット音。少し静かになったようですが、思ってたほど消えません。やっぱり駄目か?
2日目も同じ感じ。3日目に交差点でアイドリングの静かさに気付く。そう言えばチェンジもスムーズ。4日目、ネジ屋さんに行くため五条坂を往復。なんだかタペット音が静かになってきました。この時点でほぼ30kmほど走行。4日目、タペット音はしてますが、ガチガチでは無くチキチキと気にならない程度。
「ZOILはええでぇ。使こてみぃ」の言葉に、嘘は無かったようです。
ZOILは効きます。ですが、偏磨耗などのメカ部分を修理した訳では有りませんので、やはり音は残ります。しかし、くたびれたエンジンの復活や延命には、とても良い添加剤だと思います。
本当は新車に入れるべきでしょうね。新車だとあまり効果は感じられ無いでしょうが・・・

スーパーゾイルはこちらをご覧下さい。


2008年2月23日土曜日

TLR200 天気が・・・

今年は本当に天気に恵まれませんねぇ。
朝から、購入したSUPER ZOILを入れようと、オイル交換&Oリング交換を始めたんですが・・・
強風で、オイルパックリ?のビニール袋が思いの場所にいかなくて、ご覧の有り様です。




道路にオイルを撒き散らしております。(ご近所の皆様申し訳有りません。ボロ布でふき取っておきましたので、お許しのほどを・・・)
少し雨も降り出し、急いでL.クランクケースガスケットとオイルフィラキャップ(オイル排出口)のOリングを交換し、スキッドプレートを取り付けた所で撤収!

午後、風の止み間を狙ってオイル注入。
ここでつまらない事に気付く。マニュアルには交換時0.9㍑と書いて有りますが、注入口には交換時0.8㍑と書いてあります。しかし、実際に入ったのは1㍑でした。それでも、レベルゲージの真ん中まで行ってません。クランクケースカバーを外したからでしょうね。
で、あと0.1㍑ZOILを入れますので、ちょうど良いくらいでしょう。
と、今度は雪が・・・

ええーいっ!どうしてくれよう!!
と言う事で、この続きは明日かな?どかな?


2008年2月17日日曜日

TLR200 クランクケース内圧コントロールバルブの連結

今日も寒かったですね~。
西大津バイパスでは、滋賀方面からの車は20cmほど雪を載せてました。湖北は大雪なのかも知れませんねぇ。
いつものテスト場所、小関峠も雪がちらついてました。
なのにっ!ちょっと壊れかけの私は、自作クランクケースコントロールバルブの、連結テストをしてましたーっ!




結果は?
変わりません。分りません。です。
抵抗になるかな?とも、思ってたんですが、1個も2個も同じ感じでした。
で、最後に、わずか5㎝ほどのジャンプをしてお終いにしたのですが、直後からアイドリングしない。
なんで?再度エンジン始動。ん、やっぱり止まる。えっ、なんで?・・・
と、キャブを覗き込むとオーバーフローしてましたーっ!ガソリンコックOFFでフロートを空にして、再度ONにしたら止まった?んですが、どうも怪しい。また、漏れるかも・・・


2008年2月11日月曜日

TLR200 クリップ最上段

前回フィルターを洗浄し、M.J.♯110クリップ位置を2段目にしたんですが、開け初めから中速域が濃かったので、クリップを最上段に戻しました。




いい感じです。アイドリングも安定し加速も良好。
しかし、2月の気温で最上段では、暖かくなった時の対処が出来ません。いずれ、メッキでさらに太くしなければなりませんねぇ。


2008年2月3日日曜日

TLR200 メンテの基本でしょ!

ニードルピンをメッキして、クリップ位置は最上段。
絶好調じゃないか君ー!走ってて楽しいんだけど・・・
が、が、どうもアイドリングへの落ちが・・・
スロージェットが濃いようです。スロージェットもメッキして薄くしようかな~?・・・
ん、ん、ん、えっ、えっ、えっ、濃い?濃い?濃い?スローが・・・

あああああ、しまったーっ!!!

空気が足りなかったのねー!のねー!のねー!のねー・・・

そうです!基本を忘れてましたーっ!フィルタースポンジを洗ってなかったのですー。
なのに!セッティングが濃いとか言っちゃって、バッカじゃないのって話です。

TLM220の頃は、フィルター3個をローテーションで使ってて、フィルターの目詰まりには何時も気を使ってたんですが・・・
今では、すっかり駄目人間・・・

なので、笑っちゃいながら洗っちゃいます。
今までは灯油で洗ってたんですが、今回はジョイを使ってみます。




オイルまみれの海鳥も洗うくらいですから、二度洗いでフィルターもバッチリ綺麗になりました。




良~く乾燥させてから、コンビニの袋の中で2ST.オイルを塗布。均等に馴染むよう良く揉みます。
もみもみ・・・「ちょっとっ、どこ触ってんのよっ!」 「あ、すいません」と、独り言を言いながら揉みましょう。もみもみ・・・




しっかりピンぼけしました。出来上がりです。




原因が基本的なメンテ不足と分りましたので、スタンダードセッティングに近づけます。インレットキャップを付け、クリップ位置も上から2段目に戻しました。
メインジェットは、イグニッションコイルをHRCに変更してますので、110番にしてみました。ニードルピンのメッキは、元々が濃い目ですのでこの方が良いと判断してます。

エンジン始動!
おおー!正しくアイドリングに落ちます。当たり前ですね。
今回は、ちょっと調子が悪いと直にキャブを弄ると言う、私の悪い癖が出てしまいました。
ちょっと反省。
でもぅ、乗った感じ少し中速が濃いような・・・気が・・・(また始まった)


2008年1月27日日曜日

TLR200 自作 クランクケース内圧コントロールバルブ その2

すっかりお気に入りの、クランクケース内圧コントロールバルブ。ならば、2個連結したらどうなの?
と言う事で、モンキー用と合わせて2個製作に取り掛かったのですが・・・




メーカーが違うと中のテーパー角も違ってて、左のホースニップルの場合、学童用傘ツユ先だったら止まるんですが、アイアンティーでは漏れまくりでしたので、今回は断念しました。




連結テストはまだです。

どあって~、雪はちらつくし子は泣くし、この子よう泣く守をば弄る。守も一日やせるやらぁ~・・・
と言う事で、もう少し暖かくなってからにしませう。


2008年1月19日土曜日

TLR200 自作 クランクケース内圧コントロールバルブ

前回、リードバルブテスト用に買ったホースニップルを見てると、プラスチックボールかマジックボールを入れるだけで逆止弁が出来そうです。
早速ホームセンターへ出かけました。
しかしボール状の物は見当たらず、ゴルフで使うアイアン専用ティーと学童用傘ツユ先を購入。
また、蓋をする為の内ネジホースニップルが見当たらず、代わりに銅管ソケットアダプターなるものを購入しました。




真ん中に有るのが銅管ソケットアダプターです。ロー付けして使うものでしょうか?
ホースを中に入れてみるとゴソゴソです。シールテープを巻くかシール剤で漏れ止めをしなければなりませんね。




1/2と言う表記だけで買ったんですが、ホースサイズで穴の大きさが違うんですねー。知りませんでした。今回は大きい方を使ってみます。
さらに観察すると・・・ホースニップルですので仕方有りませんが、ネジ部分の大きな穴のセンターと、ホース接続部分の小さな穴のセンターがズレてます。
ですので、大きな穴をセンターに考えると隙間が出来て弁になりません。




で、ホース側の小さな穴のセンターに合わせて、ティーの外周を少し小さめに削りました。
なかなか良好な止まり具合です。




学童用傘のツユ先。こちらは加工無し。材質はティーと同じポリエチレン樹脂ですが、ちょっと漏れが多いようです。




M5/M6の皿ビス。弁としては皿ビスが一番でした。ほぼピタッと止まります。エンジンバルブのように磨り合せをすれば完璧でしょう。しかし、重さもそれなりに有り、小さな圧力変動では無理が有るように思いますのでボツにしました。




結局、アイアン用ティーに決定。気体の流れる溝を3本入れ弁にします。




緑色のOリングは、横型エンジンのシリンダーベース面用です。弁の、動き制限の為に入れてみました。




完成。素材が真鍮と銅ですので、それなりの重さです。
本物が18,000円。こちらの制作費は456円。何卒よしなに、堪えてつかぁさい。




エンジンをかけるとカタカタと音がします。タペット音と相まって、かなり賑やかなエンジン音です。画像のような大気開放ではなく、エアークリーナーケースに接続すれば、もう少し静かになる事でしょう。(追記:ホースを延長しエアークリーナーケース上に持って行った所、響いて余計にうるさくなってしまいました)

結果は・・・エンジンブレーキがソフトになり、アクセルのオンオフも若干ですがメリハリが付いた印象です。パワーアップと言うより、よりスムーズに回る感じですね。
プラシーボ効果に加えて、456円以上の効果が有ったように思います。
まだまだ、プラスチックボールやアルミの皿ビス等、いろんな物を突っ込んで楽しめますので、皆さんもお一つ如何でしょうか?


2008年1月14日月曜日

TLR200 サンポールでセッティング

他のバイクと同じく?下が濃いTLR200。
クリップ位置は一番上でこれ以上薄く出来ず、ロー付けでピンの頭を伸ばし、溝を刻もうとチャレンジしたのですが難しくて断念。ならばピンを太くするしか有りません。以前はハンダメッキしてたのですが、ちょっとハイテク?電気メッキどえす。




メッキしたくない部分にセロテープを巻きました。




メッキの最中です。けっしてモナカでは有りません。




前回と同じくバッテリーターミナルでメッキしたのですが、ご覧の様にデコボコになってしまいました。表面の銅メッキが無くなり亜鉛合金がメッキされたようですが・・・何故に?
亜鉛メッキは確かに艶のないメッキですが、これほどデコボコにならんでも・・・
泣きながら、ダイヤモンドヤスリとオイルストーンで滑らかに研ぎ、今度は使わなくなったニードルピン(真鍮だと思います)でメッキ。
なかなか上手くいかず、何回か真鍮ブラシで擦りながらメッキを繰り返しました。




上がメッキに使ったピン。下が出来上がりのTLRピンです。デコボコになった時はどうなるかと思いましたが、なんとか滑らかになりました。
気になる結果は?
うふっ。symbol1 とても良い感じです。重ったるかった加速が軽くなりました。
しかーし!スタンダードを含め今までで一番ですが、アイドリングへの落ちは少し良くなっただけで、何時も同じ様にストンと落ちる訳では有りません。
また、M.J.の選択にも問題が有るようで、90km/hからの伸びが苦しくパワーが有りませんでした。
再メッキ、M.J.交換と、もう少し楽しまなければならないかも知れません。
とりあえず、メッキして良かったーっ!と言うところですね。

<1月16日追記>
走行テストは、前日に付けたクランクケース減圧のためのリードバルブを外してテストしてます。


2008年1月13日日曜日

TLR200 クランクケース内圧コントロールバルブ

何々・・・
「クランクケースは減圧した方が望ましい?F1カーはポンプを使って真空に近づけている?巷で売られているクランクケースコントロールバルブはワンウェイバルブ・・・」

なんですとーっ!あれって減圧してるだけだったのかーっ!!

知らなかった!クランクケースコントロールバルブの中身は逆止弁(チェックバルブ)だったのです!
これは実験しなければなりません。




手元に有ったNSR50/80のリードバルブです。これで製作します。




残り物4mm厚のアルミで吸気側?の蓋を製作。




新たに購入したホースニップルとナット、スチールバンドです。




問題発生。ナットがリードバルブボディーに入りません。




対面の2面だけ斜めにカット。




問題解決。




出来上がったバルブを、気圧が低いであろうエアークリーナーケースに直接付け様と思ってたんですが、スペースが無くて断念。
で、100円ショップで見つけた密閉ケースにリードバルブを入れ、そこからホースでエアークリーナーケースに接続する事にしたんですが、これも断念。ケースがほんの少し小さくて、リードバルブが入れられませんでした。




仕方無しにタンク下に。あくまで臨時、大気開放です。エンジンをかけるとベベベべとリード音がします。
今日は生憎の天気で、何時ものテストコースはミゾレ。比較テストのような丁寧な結果では有りませんが、中高速がパワーアップしてるようです。激しく回ってる印象です。
面白い。確かにクランクケース減圧は効果が有るようです。
これから、負圧部分であるエアークリーナーケースやインシュレーターへの接続など、さらに減圧出来るよう改良してみましょう。