「油圧クラッチの悩み」
「またスプリングを・・・」
の続きです。
矢印の位置を押せると、少しストローク量が増える筈だと考え・・・
3㎜厚のアルミ板を取り付けました。
で、完成です。
細かい部分は取り付け時に修正する事になります。
内側の円はノーマルの時にピストンを押してる位置で半径21㎜。外側が新たにピストンを押す位置として設定した半径25㎜の円です。
これで矢印の位置辺りを押せる筈なんですが・・・
と、
バネの短い分を補うスペーサーも製作しました。
M4ワッシャー3枚をハンダ付けです。
これで用意は整いました。後は天気次第ですな~
2013年8月24日土曜日
TLR200 油圧クラッチ ちょっと改良&バネ交換 準備完了
2013年8月22日木曜日
TLR200 油圧クラッチ スプリングを・・・
前回の「油圧クラッチの悩み」の続きです。
「ブレーキペダルスプリング」
「 スロットルバルブスプリング」
と、
スプリングを見たら文句を足れるburattoclubなんですが・・・
このスプリングは硬すぎ!でしょーーーーーっ!
下は比較の為に置いたAJPのピストンとスプリングです。
かの国のスプリングは線径が太くて見た目で硬い!
これをレバー操作で圧縮する訳ですから、せっかく油圧に変更しているのに何をしていることやら。
少し柔らかいバネに変更するだけでかなり良い感じになるのかも・・・
で探したら、バネ長は3㎜ほど短いんですが、線径が0.1㎜細くて柔らかいバネが出てきました。(嬉)
近々交換してみます。えへっ!
2013年8月20日火曜日
TLR200 油圧クラッチの悩み
ここだけの話、ミッションの入りが悪いんです。
かの国の油圧クラッチをTLRに付けると、少し軽くなってクラッチの切れは悪くなるんです。
原因は、クラッチ操作を軽くする為に、マスターシリンダーのピストン径をスレーブシリンダーのピストン径より小さくしてるせいだろうと想像してたんですが・・・違ってました。
1京都さんに頂いた、かの国製油圧クラッチの内部部品です。
上がマスターシリンダーのピストン、下がスレーブシリンダーのピストンです。
んげっ!同じですがな!同じ11Φですがな!1対1ですがな!
ほっほ~
想像とは違ってました。
ワイヤー式を油圧に変更するキットですので、違和感が無いように1対1にしてるんですね~
なら、何故に切れが悪いのか?
しげしげと観察すると、マスターシリンダーから押し出されるオイル(フルード)量が少ない。つまりストロークが少ないのが原因のようです。
ワイヤー式のレバーはピボット(支点)からワイヤーのタイコの中心(作用点)まで約28ミリ。
注1:TLRのレバーです。モンキーやCD50のレバーはもう少し短いかも知れません。
油圧式のレバーはピボット(支点)からマスターシリンダーのピストンを押す部分のセンター(作用点)まで約22ミリ。
この6ミリの差が、クラッチの切れが悪くなる原因のようです。
注2:この油圧クラッチキットが、モンキーやCD50のレバーに合わせて製作されているのであれば、モンキーやCD50で使う場合差はほとんど無く、クラッチの切れも良好だと思われます。
となると、支点と作用点の間隔を広げてストロークを増やせばいいんですが、それは無理!ですので、クラッチの切れを良くしたければ、径の大きなマスターシリンダーに交換して、押し出すオイル量を増やすしか方法は有りませんな~
んがっ!マスターシリンダーのピストン径を大きくすると・・・
当然クラッチ操作は重くなりますな~
やっぱり我慢して乗るかぁ~