2013年8月22日木曜日

TLR200 油圧クラッチ スプリングを・・・

前回の「油圧クラッチの悩み」の続きです。

ブレーキペダルスプリング
スロットルバルブスプリング

と、
スプリングを見たら文句を足れるburattoclubなんですが・・・




このスプリングは硬すぎ!でしょーーーーーっ!

下は比較の為に置いたAJPのピストンとスプリングです。

かの国のスプリングは線径が太くて見た目で硬い!
これをレバー操作で圧縮する訳ですから、せっかく油圧に変更しているのに何をしていることやら。
少し柔らかいバネに変更するだけでかなり良い感じになるのかも・・・




で探したら、バネ長は3㎜ほど短いんですが、線径が0.1㎜細くて柔らかいバネが出てきました。(嬉)
近々交換してみます。えへっ!


2013年8月20日火曜日

TLR200 油圧クラッチの悩み

ここだけの話、ミッションの入りが悪いんです。

かの国の油圧クラッチをTLRに付けると、少し軽くなってクラッチの切れは悪くなるんです。
原因は、クラッチ操作を軽くする為に、マスターシリンダーのピストン径をスレーブシリンダーのピストン径より小さくしてるせいだろうと想像してたんですが・・・違ってました。




1京都さんに頂いた、かの国製油圧クラッチの内部部品です。
上がマスターシリンダーのピストン、下がスレーブシリンダーのピストンです。

んげっ!同じですがな!同じ11Φですがな!1対1ですがな!

ほっほ~
想像とは違ってました。
ワイヤー式を油圧に変更するキットですので、違和感が無いように1対1にしてるんですね~
なら、何故に切れが悪いのか?
しげしげと観察すると、マスターシリンダーから押し出されるオイル(フルード)量が少ない。つまりストロークが少ないのが原因のようです。




ワイヤー式のレバーはピボット(支点)からワイヤーのタイコの中心(作用点)まで約28ミリ。

注1:TLRのレバーです。モンキーやCD50のレバーはもう少し短いかも知れません。




油圧式のレバーはピボット(支点)からマスターシリンダーのピストンを押す部分のセンター(作用点)まで約22ミリ。

この6ミリの差が、クラッチの切れが悪くなる原因のようです。

注2:この油圧クラッチキットが、モンキーやCD50のレバーに合わせて製作されているのであれば、モンキーやCD50で使う場合差はほとんど無く、クラッチの切れも良好だと思われます。

となると、支点と作用点の間隔を広げてストロークを増やせばいいんですが、それは無理!ですので、クラッチの切れを良くしたければ、径の大きなマスターシリンダーに交換して、押し出すオイル量を増やすしか方法は有りませんな~
んがっ!マスターシリンダーのピストン径を大きくすると・・・
当然クラッチ操作は重くなりますな~

やっぱり我慢して乗るかぁ~