2010年3月24日水曜日

TLR200 ボルト

強度的には大丈夫?なんですが、フォーク取り付けボルトを、ステンレスからホンダ純正の鋼製に戻しました。

JISの強度区分では、六角ボルトには普通ボルトと高力ボルト(ハイテンボルト)があり、オートバイに使われるボルトはほとんどが7Tか9Tのハイテンボルトだそうです。
また、キャップボルトはハイテンボルトのみで、12Tまで用意されているそうです。
ステンレスの場合は加工方法によって強度が変わるようですが、普通に手に入るステンレスボルトは大体7T相当と思っていいようです。

<鋼製ボルトの強度区分と材質>
4T:一般構造用炭素鋼・・SS41(ホームセンター等で売られているもの)
5T:
6T:
7T:機械構造用炭素鋼・・S45C
9T:クロムモリブデン鋼・・SCM435
12T:ニッケルクロムモリブデン鋼・・SNCM630
数字は引っ張り強さの10分の1を表しており、4Tのボルトは40kgf/cm2の強度が保証されているということです。

なお7Tとか9Tと表示するのは古い規格で、新しいJIS規格のボルトは9.8のように小数点が付きます。
ホンダの場合は、軽量化のためにボルトの頭が凹んでいたりして表示が無いですが、一般的にはボルトの頭に9.8や12.8等の強度表示があるようです。'97GASGASのボルトの頭には8.8などの表示が有ります。

ステンレスボルトの強度はこちらをご覧下さい。(この情報は五十朗さんから頂きました)
BUMAX高強度ステンレスボルト




で、今回交換したホンダ純正ボルトです。
パーツ番号は96600-0803510で、(青文字部分がネジ径、赤文字部分がネジの長さ)車種を指定した専用の番号では有りませんので、ホンダでは普通強度のボルトで7Tなんだろうと思います。
であれば、7T相当のステンレスボルトでも大丈夫な所なんですが、限界を超えた時にステンレスはポッキリ折れてしまう可能性が有るのに比べて、伸びたり曲がったりしながらも何とか堪えてくれる、鋼製の方が安全性が高いのだろうと・・・だからメーカーが使っているのだろうと・・・
で、純正に戻しました。

この記事は1996年8月1日発行 MOTO MAINTENANCE Vol.6 p54[読者企画]高嶋俊隆氏のtextを参考に書かせて頂きました。


2010年2月27日土曜日

TLR200 スプロケ交換

フロント14Tで乗ってたんですが・・・
「チェーンが伸びてきたので一コマ落とせそうじゃわい」と、タイヤ交換をした時('09/10/24)に一コマ切ってしまったんです。
ところが、それが大間違いっ!14Tが付けられなくなったどころか、仕方なく付けた13Tでも、ボトムした時にタイヤがマフラーに擦ってしまいました。
で、それから11Tのトライアル仕様で乗ってたんですが、街乗りメインでトライアル用のギア比は、やっぱり遅いですね~

と言う事で、チェーンも更に伸びてタイヤも擦り減ったので、再度13Tにしてみました。




擦らないと思うんですが・・・
明日走ってみます。

<2月28日追記>
残念!擦ってしまいました。塗装が剥げて鉄板が剥き出しです。




で、耐熱塗料をシュッと2吹き3吹き、直に11Tに戻しましたとさっ!
なんのこっちゃ・・・