2008年5月5日月曜日

TLR200 プラグダイレクトアーシング

最近、どうにもデジカメの調子が悪い。




これはこれで、昭和30年代っぽくて面白いですが、説明写真としては困ったもんです。
バイクは修理できても、デジカメはどうにもなりません。完全に壊れないように祈るのみです。
ナマンダブツ、ナマンダブツ。




TLR用 プラグ ダイレクト アーシング セット(ああ、長ったらしい名前)
下に有るのはイグニッションコイル用です。




付けちゃいました。




こちらは、こんな按配です。イグニッションコイル用をもう少し長くするべきでしたねぇ。
下側に、チラッと見える緑線は、ヘッドライトのアース線です。
本当はケースに穴を開けて、コイルに直接アースしたい所ですが、TLRのコイルはL.クランクケースカバー付けられてますので、コイルベースと言う事でこの位置で良しとしましょう。

前回、私はアーシング効果を体験した事が無いと書きました。
で、何故体験できないのかの検証のため、プラグとこのボルト間の抵抗を測定したところ、値は同じでした。つまり、アーシングしてもしなくても一緒、これでは効果が感じられ無いのは当然です。

私のデジタルテスターは、テスト棒同士を直接付けても0.1Ωが表示され、アース線を測定しても0.1Ωが表示されますので、アース線の抵抗は無視して考えますと、以下の結論になります。

テスト棒同士を直接付けた状態の値と、プラグ~ボルト間を計った値が0.1Ωでも増えればアーシング効果が期待でき、同じなら期待できない。

ま、期待できないと分っても、私はアーシングするんですが・・・


2008年4月27日日曜日

TLR200 プラグダイレクトアース

H.P.で電気の事を色々書いてますが、アーシングについては何も触れてませんでした。理由はアーシングの効果や必要性は認めてるんですが、私自身が体感出来なかったからです。
でも、所有してるバイクは、ちゃっかりアーシングを施してあります。

最近、交差点やホームセンターの駐輪場などで、私のバイクをシゲシゲと見る人がいます。何を見てるのか分らなかったんですが、どうも私のアーシングが気になったようです。




こんなアーシングです。
2005年6月の画像で、プロトタイプのアーシングです。プラグから直接アースを取ってます。当然こんな物は売ってませんので自作品です。
普通はシリンダーヘッドのボルトでアーシングしますが、抵抗を減らすにはプラグから直接アースを取るのが一番良い方法ですよね。




お馴染?2st.水冷エンジン用のアース線です。市販品のアース端子とアーシングケーブルで簡単につくれますので、自作してる方も多いと思います。



ご覧の様にプラグに挟み込みますので、ほんの少し圧縮が下がる事になりますが、圧縮が下がる事を差し引いても、アーシングを施した方が失火を防ぎ着火性能が上がると言う事で、多くのトライアルライダーが使ってると思います。
しかし、2st.空冷エンジンや4st.エンジンでは、プラグ取り付け部分が凹んでいる為に、この方法ではアーシング出来ません。
で、考えたのが上の画像のような、プラグに被せるタイプだったのどえす。
こうして改めて見ると、プラグに2本も線が繋がってて、何の線か気になるかもしれませんねぇ。

「プラグ ダイレクト アーシング」完成モデルはburattoclubのearthingをご覧下さいね。お約束の、文字サイズ(小)でお願いします。


2008年4月13日日曜日

TLR200 全波整流レギュレートレクチファイヤー(モンキーZ50Jでのテスト)

モバオクで、ホンダの全波整流レギュレートレクチファイヤーと、同じ配線色の物を見つけました。C.D.I.とセットで880円。あまりに安い。色は同じだが全波なのか?怪しい・・・
会員でもないので、その時は入札しなかったんですが、先週覗いて見ると無くなってました。無くなると欲しくなるもで、(CDのC.D.I.をモンキーに移植したので、C.D.I.も必要になったのですー)同じ様な半波のセットを出品されてた方に問い合わせた所、在庫が有ると言う返事。早速注文しました。




おったまげ!
セットで880円で驚いてたのに、相性が有ると言う事で、おまけでC.D.I.が2個入ってました。いくら何でも採算が取れてるのでしょうか?
調べてみると、真ん中のC.D.I.がダックスレプリカ用らしいので中国製でしょう。右のC.D.I.は中国のメーカー名が入ってます。レギュレートレクチファイヤーは、無印ですがおそらく中国製だと思われます。




今回の線加工は接続端子の打ち換えだけです。ホンダと同じ配線色なので、接続も同じにしてみました。




黄色と桃色は当然発電コイル。緑はアースですので同じく緑。赤は直流+で同じく赤線と接続。ホンダの場合黒は、赤線がメインスイッチで黒に接続され、同じ直流+が流れますので、直流+が出てる可能性が有り、ヘッドライトの電源として黄色に接続してみました。
しかし、ヘッドライトは点灯せず電気は出てませんでした。で、電圧検出の入力だろうと、赤線からワタリを取って電気を入れみました。




これで全ての電装が点灯。電圧も6V~15Vで制御されてるようです。で、黒線をカットして電気を入力せずにテスト。




この状態でも6V~15Vに制御されてました。
ここからは想像ですが、黒線は電圧検知回路の入力線で、赤線の電圧がしっかり制御されているので、それ以上の電圧でなければ働かないのかも知れません。
テストの結論は、このレギュレートレクチファイヤーが全波整流で有り、TLR等の12V化に使える。(しかし、サイズがTLRの3倍くらい有り、取り付け場所には思案が必要)
ただし、TLRのようにヘッドライトが別系統になってる場合、ヘッドの制御まで出来るのかはテスト未了です。




セットになってたC.D.I.は、どちらもCD50改なにすんねん90で使えそうです。ただし、始動時、低回転時の火花が少し小さいかな?アイドリングが下がりました。

このレギュレートレクチファイヤーが気になった方は、下記のアドレスに問い合わせてみて下さい。現在モバオクには出て無いようですので・・・
13-tora@ezweb.ne.jp (Garage虎)さんです。