2008年3月1日土曜日

TLR200 SUPER ZOIL

私は、これまでガソリンやオイルの添加剤には、あまり興味が有りませんでした。
リング音やパワーダウンなど、気になる事が有れば分解&部品交換をするのが当たり前だと思ってたからです。(TLM200/220の2st.は、問題が無くても最低年に1回や2回は、ピストン回りの交換や掃除の為に開けてました)
それが当たり前だと思ってましたし、整備せずに乗りつづける人を不思議に思ってたものです。
クラッチが重くならないのだろうか?アクセルは重くならないのだろうか?ブレーキシューは交換してるのだろうか?タペット音が町内に響き渡ってても気にならないのだろうか?不思議でした。
しかし、トライアルの練習もせず試合にも出なくなると、どんどん整備が疎かになりバイク弄りが億劫になってきました。年齢的なものや環境も有るのかもしれませんが・・・

ぐあ、億劫でもTLRのガチガチガチというタペット音は気になります。3~4回調整してみました。音が消えません。0.03mm位まで詰めてる状態だと思うんですが、消えません。
CB50系もカブ系も0.05mmで静かになったんですが、このエンジンは温まるとガチガチと騒々しくなります。
ロッカーアーム?カムシャフト?偏磨耗?以前は、ヘッドを分解して確認しましょう。となったのですが・・・
きっぱり、やっぱり、さっぱり、やる気が出ません。そんな時!亡くなったバイク屋さんの声が・・・
「ZOILはええでぇ。使こてみぃ」




TLRのオイル全量が1.1リットル。ZOILの適量が8%~10%と言う事で、100ミリリットルのこのボトルでぴったり。でも~、送料と合わせて3千円ほどします。もう少し何とかならんものかのー。




入れたのは先週の日曜日。注入後10分ほどアイドリングします。カムチェーンの音は静かになったのですが、気になってたのはタペット音。少し静かになったようですが、思ってたほど消えません。やっぱり駄目か?
2日目も同じ感じ。3日目に交差点でアイドリングの静かさに気付く。そう言えばチェンジもスムーズ。4日目、ネジ屋さんに行くため五条坂を往復。なんだかタペット音が静かになってきました。この時点でほぼ30kmほど走行。4日目、タペット音はしてますが、ガチガチでは無くチキチキと気にならない程度。
「ZOILはええでぇ。使こてみぃ」の言葉に、嘘は無かったようです。
ZOILは効きます。ですが、偏磨耗などのメカ部分を修理した訳では有りませんので、やはり音は残ります。しかし、くたびれたエンジンの復活や延命には、とても良い添加剤だと思います。
本当は新車に入れるべきでしょうね。新車だとあまり効果は感じられ無いでしょうが・・・

スーパーゾイルはこちらをご覧下さい。


2008年2月23日土曜日

TLR200 天気が・・・

今年は本当に天気に恵まれませんねぇ。
朝から、購入したSUPER ZOILを入れようと、オイル交換&Oリング交換を始めたんですが・・・
強風で、オイルパックリ?のビニール袋が思いの場所にいかなくて、ご覧の有り様です。




道路にオイルを撒き散らしております。(ご近所の皆様申し訳有りません。ボロ布でふき取っておきましたので、お許しのほどを・・・)
少し雨も降り出し、急いでL.クランクケースガスケットとオイルフィラキャップ(オイル排出口)のOリングを交換し、スキッドプレートを取り付けた所で撤収!

午後、風の止み間を狙ってオイル注入。
ここでつまらない事に気付く。マニュアルには交換時0.9㍑と書いて有りますが、注入口には交換時0.8㍑と書いてあります。しかし、実際に入ったのは1㍑でした。それでも、レベルゲージの真ん中まで行ってません。クランクケースカバーを外したからでしょうね。
で、あと0.1㍑ZOILを入れますので、ちょうど良いくらいでしょう。
と、今度は雪が・・・

ええーいっ!どうしてくれよう!!
と言う事で、この続きは明日かな?どかな?


2008年2月17日日曜日

TLR200 クランクケース内圧コントロールバルブの連結

今日も寒かったですね~。
西大津バイパスでは、滋賀方面からの車は20cmほど雪を載せてました。湖北は大雪なのかも知れませんねぇ。
いつものテスト場所、小関峠も雪がちらついてました。
なのにっ!ちょっと壊れかけの私は、自作クランクケースコントロールバルブの、連結テストをしてましたーっ!




結果は?
変わりません。分りません。です。
抵抗になるかな?とも、思ってたんですが、1個も2個も同じ感じでした。
で、最後に、わずか5㎝ほどのジャンプをしてお終いにしたのですが、直後からアイドリングしない。
なんで?再度エンジン始動。ん、やっぱり止まる。えっ、なんで?・・・
と、キャブを覗き込むとオーバーフローしてましたーっ!ガソリンコックOFFでフロートを空にして、再度ONにしたら止まった?んですが、どうも怪しい。また、漏れるかも・・・


2008年2月11日月曜日

TLR200 クリップ最上段

前回フィルターを洗浄し、M.J.♯110クリップ位置を2段目にしたんですが、開け初めから中速域が濃かったので、クリップを最上段に戻しました。




いい感じです。アイドリングも安定し加速も良好。
しかし、2月の気温で最上段では、暖かくなった時の対処が出来ません。いずれ、メッキでさらに太くしなければなりませんねぇ。


2008年2月3日日曜日

TLR200 メンテの基本でしょ!

ニードルピンをメッキして、クリップ位置は最上段。
絶好調じゃないか君ー!走ってて楽しいんだけど・・・
が、が、どうもアイドリングへの落ちが・・・
スロージェットが濃いようです。スロージェットもメッキして薄くしようかな~?・・・
ん、ん、ん、えっ、えっ、えっ、濃い?濃い?濃い?スローが・・・

あああああ、しまったーっ!!!

空気が足りなかったのねー!のねー!のねー!のねー・・・

そうです!基本を忘れてましたーっ!フィルタースポンジを洗ってなかったのですー。
なのに!セッティングが濃いとか言っちゃって、バッカじゃないのって話です。

TLM220の頃は、フィルター3個をローテーションで使ってて、フィルターの目詰まりには何時も気を使ってたんですが・・・
今では、すっかり駄目人間・・・

なので、笑っちゃいながら洗っちゃいます。
今までは灯油で洗ってたんですが、今回はジョイを使ってみます。




オイルまみれの海鳥も洗うくらいですから、二度洗いでフィルターもバッチリ綺麗になりました。




良~く乾燥させてから、コンビニの袋の中で2ST.オイルを塗布。均等に馴染むよう良く揉みます。
もみもみ・・・「ちょっとっ、どこ触ってんのよっ!」 「あ、すいません」と、独り言を言いながら揉みましょう。もみもみ・・・




しっかりピンぼけしました。出来上がりです。




原因が基本的なメンテ不足と分りましたので、スタンダードセッティングに近づけます。インレットキャップを付け、クリップ位置も上から2段目に戻しました。
メインジェットは、イグニッションコイルをHRCに変更してますので、110番にしてみました。ニードルピンのメッキは、元々が濃い目ですのでこの方が良いと判断してます。

エンジン始動!
おおー!正しくアイドリングに落ちます。当たり前ですね。
今回は、ちょっと調子が悪いと直にキャブを弄ると言う、私の悪い癖が出てしまいました。
ちょっと反省。
でもぅ、乗った感じ少し中速が濃いような・・・気が・・・(また始まった)


2008年1月27日日曜日

TLR200 自作 クランクケース内圧コントロールバルブ その2

すっかりお気に入りの、クランクケース内圧コントロールバルブ。ならば、2個連結したらどうなの?
と言う事で、モンキー用と合わせて2個製作に取り掛かったのですが・・・




メーカーが違うと中のテーパー角も違ってて、左のホースニップルの場合、学童用傘ツユ先だったら止まるんですが、アイアンティーでは漏れまくりでしたので、今回は断念しました。




連結テストはまだです。

どあって~、雪はちらつくし子は泣くし、この子よう泣く守をば弄る。守も一日やせるやらぁ~・・・
と言う事で、もう少し暖かくなってからにしませう。


2008年1月19日土曜日

TLR200 自作 クランクケース内圧コントロールバルブ

前回、リードバルブテスト用に買ったホースニップルを見てると、プラスチックボールかマジックボールを入れるだけで逆止弁が出来そうです。
早速ホームセンターへ出かけました。
しかしボール状の物は見当たらず、ゴルフで使うアイアン専用ティーと学童用傘ツユ先を購入。
また、蓋をする為の内ネジホースニップルが見当たらず、代わりに銅管ソケットアダプターなるものを購入しました。




真ん中に有るのが銅管ソケットアダプターです。ロー付けして使うものでしょうか?
ホースを中に入れてみるとゴソゴソです。シールテープを巻くかシール剤で漏れ止めをしなければなりませんね。




1/2と言う表記だけで買ったんですが、ホースサイズで穴の大きさが違うんですねー。知りませんでした。今回は大きい方を使ってみます。
さらに観察すると・・・ホースニップルですので仕方有りませんが、ネジ部分の大きな穴のセンターと、ホース接続部分の小さな穴のセンターがズレてます。
ですので、大きな穴をセンターに考えると隙間が出来て弁になりません。




で、ホース側の小さな穴のセンターに合わせて、ティーの外周を少し小さめに削りました。
なかなか良好な止まり具合です。




学童用傘のツユ先。こちらは加工無し。材質はティーと同じポリエチレン樹脂ですが、ちょっと漏れが多いようです。




M5/M6の皿ビス。弁としては皿ビスが一番でした。ほぼピタッと止まります。エンジンバルブのように磨り合せをすれば完璧でしょう。しかし、重さもそれなりに有り、小さな圧力変動では無理が有るように思いますのでボツにしました。




結局、アイアン用ティーに決定。気体の流れる溝を3本入れ弁にします。




緑色のOリングは、横型エンジンのシリンダーベース面用です。弁の、動き制限の為に入れてみました。




完成。素材が真鍮と銅ですので、それなりの重さです。
本物が18,000円。こちらの制作費は456円。何卒よしなに、堪えてつかぁさい。




エンジンをかけるとカタカタと音がします。タペット音と相まって、かなり賑やかなエンジン音です。画像のような大気開放ではなく、エアークリーナーケースに接続すれば、もう少し静かになる事でしょう。(追記:ホースを延長しエアークリーナーケース上に持って行った所、響いて余計にうるさくなってしまいました)

結果は・・・エンジンブレーキがソフトになり、アクセルのオンオフも若干ですがメリハリが付いた印象です。パワーアップと言うより、よりスムーズに回る感じですね。
プラシーボ効果に加えて、456円以上の効果が有ったように思います。
まだまだ、プラスチックボールやアルミの皿ビス等、いろんな物を突っ込んで楽しめますので、皆さんもお一つ如何でしょうか?


2008年1月14日月曜日

TLR200 サンポールでセッティング

他のバイクと同じく?下が濃いTLR200。
クリップ位置は一番上でこれ以上薄く出来ず、ロー付けでピンの頭を伸ばし、溝を刻もうとチャレンジしたのですが難しくて断念。ならばピンを太くするしか有りません。以前はハンダメッキしてたのですが、ちょっとハイテク?電気メッキどえす。




メッキしたくない部分にセロテープを巻きました。




メッキの最中です。けっしてモナカでは有りません。




前回と同じくバッテリーターミナルでメッキしたのですが、ご覧の様にデコボコになってしまいました。表面の銅メッキが無くなり亜鉛合金がメッキされたようですが・・・何故に?
亜鉛メッキは確かに艶のないメッキですが、これほどデコボコにならんでも・・・
泣きながら、ダイヤモンドヤスリとオイルストーンで滑らかに研ぎ、今度は使わなくなったニードルピン(真鍮だと思います)でメッキ。
なかなか上手くいかず、何回か真鍮ブラシで擦りながらメッキを繰り返しました。




上がメッキに使ったピン。下が出来上がりのTLRピンです。デコボコになった時はどうなるかと思いましたが、なんとか滑らかになりました。
気になる結果は?
うふっ。symbol1 とても良い感じです。重ったるかった加速が軽くなりました。
しかーし!スタンダードを含め今までで一番ですが、アイドリングへの落ちは少し良くなっただけで、何時も同じ様にストンと落ちる訳では有りません。
また、M.J.の選択にも問題が有るようで、90km/hからの伸びが苦しくパワーが有りませんでした。
再メッキ、M.J.交換と、もう少し楽しまなければならないかも知れません。
とりあえず、メッキして良かったーっ!と言うところですね。

<1月16日追記>
走行テストは、前日に付けたクランクケース減圧のためのリードバルブを外してテストしてます。


2008年1月13日日曜日

TLR200 クランクケース内圧コントロールバルブ

何々・・・
「クランクケースは減圧した方が望ましい?F1カーはポンプを使って真空に近づけている?巷で売られているクランクケースコントロールバルブはワンウェイバルブ・・・」

なんですとーっ!あれって減圧してるだけだったのかーっ!!

知らなかった!クランクケースコントロールバルブの中身は逆止弁(チェックバルブ)だったのです!
これは実験しなければなりません。




手元に有ったNSR50/80のリードバルブです。これで製作します。




残り物4mm厚のアルミで吸気側?の蓋を製作。




新たに購入したホースニップルとナット、スチールバンドです。




問題発生。ナットがリードバルブボディーに入りません。




対面の2面だけ斜めにカット。




問題解決。




出来上がったバルブを、気圧が低いであろうエアークリーナーケースに直接付け様と思ってたんですが、スペースが無くて断念。
で、100円ショップで見つけた密閉ケースにリードバルブを入れ、そこからホースでエアークリーナーケースに接続する事にしたんですが、これも断念。ケースがほんの少し小さくて、リードバルブが入れられませんでした。




仕方無しにタンク下に。あくまで臨時、大気開放です。エンジンをかけるとベベベべとリード音がします。
今日は生憎の天気で、何時ものテストコースはミゾレ。比較テストのような丁寧な結果では有りませんが、中高速がパワーアップしてるようです。激しく回ってる印象です。
面白い。確かにクランクケース減圧は効果が有るようです。
これから、負圧部分であるエアークリーナーケースやインシュレーターへの接続など、さらに減圧出来るよう改良してみましょう。


2007年12月29日土曜日

TLR200 エアーアジャスター

パイオリだマルゾッキだと、サスが進化して最近すっかり見かけなくなりましたねぇ。




放置することも多く、メンテナンス不足のTLR200。最近負圧になって前が下がってきたようなので、エアーを入れようとTLM220、TLM80で使ってたエアーアジャスターを引っ張り出しました。やっぱり便利ですからね。
で、付けようとバルブキャップを外した所、信じられない事をして有りました。




コーキング剤が詰め込んで有ったのです。
ただで貰ったバイクなので文句も言えませんが、こうなると素人整備と笑えません。腹がたちます。何のためにエアーバルブが付いてるのか考えなかったのでしょうか・・・ほんっとに、もう!




怒ってても問題は解決しませんので、畳み用の針で穿り出して何とか付けました。
後はフロントフォークを伸ばした状態でプッシュ。これで大丈夫。

ついでに、負圧時と大気圧時の違いが判るように、針金の入ったビニールを目印にして撮影してみました。
目印は自由に動きます。同じ力でストロークさせると・・・




大気圧状態でサスが入り込んだ位置。




負圧状態で入り込んだ位置。深く突っ込んでます。ジャックナイフはし易いでしょうが、下りは怖いでしょうね。
フロントフォークは、ストロークする度にシールとインナーパイプの間から空気が出入りしてます。当然、圧力が上がるとサスの動きが悪くなり、負圧になるとフロントが下がりブレーキングでも突っ込み易くなります。
ですので、時々フロントフォークを伸ばした状態で、大気圧に戻さなければなりません。
5秒も有れば大気圧に戻せる便利なパーツなのに、何故見かけなくなったんでしょうかねぇ?


2007年12月16日日曜日

TLR200 イグニッションコイル

TLR200のイグニッションコイルを交換しました。




燃費アーップ!スーパーダイナマイトなイグ二ッションコイルどえす。




CDなにすんねん90でも使ってる、ここではお馴染?のコイルです。
火花が強くなりますので、CDではいきなりメインジェットを濃くしなければなりませんでしたが、はたしてTLRでは・・・
取り付けたのは良いんですが、テストに出掛けようとした途端の雨。結果は次回と言う事で、何卒良しなに。

<12月21日追記>
加速時に僅かですが力強くなったような気がします。あくまで僅かです。しかーし!スピードが出なくなりました。80kmを過ぎると苦しくなり、90km位しか出ないようです。(車が詰まってそれ以上のテストが出来ませんでした)
CDと同じく、メインジェットの交換をしなければならないようです・・・んんん。

<12月24日追記>
M.J.の変更をしました。
スタンダード:M.J.♯98、クリップ位置上から2段目、エアスクリュー開度1回転2分の1。
変更後:M.J.♯105、クリップ位置最上段、エアースクリュー開度1回転5分の3。
なかなか好調です。次回は♯110をテスト予定。

<12月30日追記>
♯110に変更してみました。回転がちょっと重くなり濃い感じでしたので、吸気量を増やす為にエアークリーナーケースのインレットキャップを取り外してテスト中です。
いい感じと言えばいい感じなんですが、まだ濃い目ですね。キャップ無しの♯105か108が正解かも知れません。もう少し♯110で走って様子を見ます。

<2008年1月6日追記>
100Kmまでは出せたのですが、なかなか全開に出来ず高速域のテストが終わってません。
が、プラグの焼け色は濃い状態でしたので、低中速域の濃さを少しでも解消すべく♯105キャップ無しにしてみました。(♯108を持って無いので・・・)クリップ位置は変わらず最上段。エアースクリュー開度1回転2分の1です。今までで1番調子の良い状態ですが、アイドリングへの回転の落ちとプラグの焼け色が気に食わない。♯38のP.J.は持って無いので、またまたピンをいじくりますかぁ?(いつものパターン?)悩むなー。


2007年12月15日土曜日

TLR200 LEDテール

TLR200のテールをLEDにしました。




LEDはテール11個、ブレーキ20個の計31個。残り物と拾い物(バイク屋さんに捨ててあった、スクーターの部品をバラしました)を掻き集めたものです。
製作はいたって簡単。LEDを直列に並べて電圧を合わせるだけです。12Vで使用しますので、LEDが1個2Vであれば2+2+2+2=8V、残りの4V分を抵抗で消費すれば良いだけです。
V=IRで、LEDの定格20mAを代入して計算すると、LED4個に200Ωの抵抗を入れればバランスする事になります。
がっ!「オームの法則なんて、でぇ嫌れぇだっ!」と言う、江戸っ子や私の為に?こんな部品が用意されてます。




定電流ダイオード(CRD)です。名前の通り一定の電流を流すダイオードです。
CRD自体の消費電力が4~5V(だったと思う)必要ですので、CRD1個でLED1個~4個を点灯させる事が出来ます。




今回、充電器の電圧で4個接続してみたところ、4個目が点灯したりしなかったりでしたので、バッテリーレスTLR200の電圧変動を考え、CRD1個にLED3個までとしました。
3個を5組。2個を2組のLED19個。
残りはスクーターの部品をそのまま流用しました。ご丁寧に整流ダイオードが1個入ってて、抵抗1個にLED4個になってます。それを3組でLED14個です。
で、テールはこんな感じ。




テール用11個のうち、2個はナンバー照明の為に下に向けましたので、実質9個の明るさです。
さらに、ブレーキを点灯させると・・・




画像では明るく見えますが、電球のテールより少し明るい程度かも知れません。やはり、ちょっと古めの高輝度LEDではこんな所でしょうか?
最新の超高輝度LEDだったら、申し分のない明るさになったのかも知れませんね。

最近、照明やイルミネーションとしての用途が広がり、LED、CRD共に安くなってきました。
参考までに・・・申し分ない明るさ?の超高輝度LEDはここに有ります。

<12月21日追記>
LEDはやっぱり素晴らしい。
ご存知のように私のTLR200は12Vバッテリーレスなんですが、信号待ちのアイドリング時に、ヘッドライト、ブレーキランプ、ウィンカーと全てのランプを点灯させると、交互点滅と言えどもウインカーの点滅が苦しく、少し回転を上げなければなりませんでした。
しかし、テールのLED化により消費電力が激減。力強く点滅してます。
TLRはブレーキランプのみならず、テールランプまでウインカーと同じ充電系の電気ですので、(合わせて23W)特に効果が大きかったのでしょう。


2007年11月24日土曜日

TLR200 再度100Wに

100Wバルブに戻して2週間通勤に使ってみたんですが・・・どうしても納得出来ない。
ひょっとすると、電圧が低いのかも知れない?




以前、XR250のレギュレーターを諦め、交換しようと手に入れてたTLM200/220用のレギュレーターです。マニュアルでの制御電圧は12.5~13.5V。
交換に先立って、XR250用レギュレーターの電圧を計ったところ、最大で11Vしか有りませんでした。(やっぱり!)
で、交換したTLM200/220用は最大で14Vまで上がり絶好調!3Vも違います。と言う事は、今まで10W~15W分の電力を損してた事になりますね~。暗く感じる筈だ。
何時もの小関峠へGO!




(何時もと同じくF2.8/シャッタースピード1秒です)
Loです。目視では少し明るくなった程度にしか感じませんでしたが、以前の画像と比べると違いは歴然。




Hiです。こちらも以前とは違います。
一応(あくまでも一応)納得できる明るさになりました。ここらで良しとしましょう。


2007年11月4日日曜日

TLR200 45/45Wバルブテスト

土曜日のテストで電力不足なんじゃないかと心配になり、12V45/45Wバルブを手に入れました。




通常HS1とH4バルブに互換性は無いのですが、これは㈱M&Hマツシマのオリジナルバルブのようで、HS1/H4共用になってます。
45/45Wの他35/35Wも有ります。モンキー等のカスタムに使えるかも知れません。
購入したのは、いつものツボイ(西大路松原下がる)です。本当にバルブの品揃えには感心します。今回も、こんなマニアックなバルブは無いだろうと思いつつ出掛けたのですが、置いてるんですねー、ツボイは。
で、土曜日に引き続き小関峠での撮影です。(近場で街灯の無い所と言ったら、此処しか思いつかないので・・・)




45WのLoです。(F2.8 シャッタースピード1秒)




45WのHiです。
画像では前回の55/60Wスタンダードバルブより明るく見えますが、実際はやはり55Wの方が明るく感じます。
と言う事で、私のTLRはクランプメーターとデジタルテスターの値通り、ギリギリとは言えども55W分の電力を発電してるようです。
これで安心して、消費電力55Wで明るいバルブが捜せます。
って、まーた無駄遣いするのかぁ?あー、嫌だ、嫌だ。

日の暮れた峠で、こんな事をしてたらパトカーが・・・通りがかった誰かが通報したようです。
あー、嫌だ、嫌だ。嫌なご時世だなー。