2007年11月3日土曜日

TLR200 100Wは失敗かぁ?

100Wにしてから乗ってなかったTLR200、先週から通勤で使ってます。
しかし、思ってたよりヘッドライトが暗い。とても100Wとは思えません。電圧×電流からすると、55Wのフィラメントがしっかり燃えてる筈なんですが・・・
ようし!こうなったら、もっと明るいバルブを入れてやるーっ!




5500K、130/120W H.I.D.を凌ぐ輝きと青白さ!だそうです。そそられますねぇ。
で、比較してみました。
撮影は、全てF2.8/シャッター速度1秒です。

テストしたバルブは4輪用で、DC12Vと明記されてます。私のTLR200は交流ですので、バルブ本来の性能は出てません。あくまでも私のTLR200との相性テストです。




スタンダード(NSR250の中古ヘッドライトユニットに入ってた)バルブのLo。




スタンダードバルブのHi。




明るさ感100WのLo




明るさ感110WのHi。




明るさ感120WのLo。




明るさ感130WのHi。

どう言う事ぉ、どんどん暗くなってますがぁ~?




左が100/110W、3800K。透明なのがスタンダードバルブ。右の2本が120/130W、5500K。
K(ケルビン数)が上がるほど青色が濃くなってますが、調べてみるとこれが問題だそうです。
青い光にすると明るく感じるんだそうですが、実際は暗くなってるようです。青いフィルターを1枚通した光ですからね。
好みがありますが、透明で明るさ感をアップしたバルブが一番のようです。
また、H4バルブは照射角が広くスポット部分が無いので余計に暗く感じるのかも知れません。
さらに、Loの場合上側の光がカットされてるようで、コーナーでバイクを倒した場合コーナーの先が見えません。Hiでは普通に見えます。
最近H4バルブのバイクが増えてますが、レンズカットなどで対策されてるんでしょうか?気になるところです・・・・

今回のテストでは、電力が少し足りないように感じました。55/60Wは無理なのかも知れません。
H4と互換性の有るバルブでHS1(45/45W)と言うバルブが有るようです。一般的なバルブでは有りませんが、何とか手に入れテストしなければなりませんねぇ。


2007年3月10日土曜日

TLR200 失敗そして完成

XR250用AC.レギュレーターでは電圧が上がらず、TLM200のAC.レギュレーターを手に入れましたっ!




出ている線は発電機へと繋がる白と黄色、それに電圧制御された白二黄とアースの緑です。ホンダでは全く普通の、全波型AC.レギュレーターです。
早速交換しようと、XR250用のAC.レギュレーターを外したところ・・・




稚拙な、本当にお馬鹿な、情けないミスをしてました。
このレギュレーターを手に入れたのは随分前のことで、詳細は覚えてませんが延長加工をしてありました。その時に桃色が手に入らず、白線に赤チューブを目印にしたようです。
そんな事はすっかり忘れ、白線2本を発電機へ繋がる線だと思い込み、残った黄色を電圧制御された線だと勘違いする二重のミス。そのまま接続してました。ムチャクチャです。
本来の配線色は、発電機へと繋がる桃色と黄色、電圧制御された白二黄とアースの緑。
AC.レギュレーターなのに発電機への線は、全波整流用レギュレートレクチファイヤーの配線色になってます。元々バッテリー搭載用の発電機だったのを、そのまま交流で使用するために発電機からの色と合わせたものでしょうね。TLM200の配線色がホンダのスタンダードです。
で、正しく接続したところ・・・




正しく、電圧が上がってます。オームの法則によると正しく55Wが燃えてます。正しく100Wが燃えてます。バンザーイ!バンザーイ!マンモス嬉ぴー(はいはい、分りました)
これで世界一ヘッドライトの明るいトライアルバイクの完成ですねん。バンザ・・・もういいか。

しかーし、また使わない部品が増えてしまったのでしたーっ。
TLM50の12V化のところでも書いてますが、配線色は純正に合わせましょう。その時は覚えてるつもりでも、こんなにお粗末な間違いが起こります。

3月12日追記
充電系とヘッドライトは別系統でアースしか繋がってないんですが、(ヘッドライトに電力を集中する為、TL125/TLR200特有の青二白線は接続してません。したがって余った電力がウィンカーへ回る事は有りません)ヘッドライトに電気が取られるようになりました。
交互点滅にして、低電力でも点滅するようにしてるんですが、アイドリング時の低電力では点滅しません。ヘッドライトを消すと点滅します。
やっぱり、電気って不思議だ・・・?


2007年3月4日日曜日

TLR200 予定変更

電圧の上がらないXR250用AC.レギュレーターを、CRM50/80用の全波整流レギュレートレクチファイヤーに交換するつもりだったんですが、ちょっと予定変更です。
オークションで、TLM200のAC.レギュレーターを500円で落札出来ました。




今使ってるXR250用と同じ全波タイプのAC.レギュレーターで、配線色も白二黄、白、黄、緑と全く同じです。マニュアルによると、制御電圧は12.5~13.5Vですので、問題無く55Wバルブが点灯する! 筈? です? が?
これで駄目だったら、CRM50/80用を使ってみようと、今の所考えてます。
今週中には手に入るでしょうから、今度の土曜日にはテスト出来そうですね。


2007年3月1日木曜日

TLR200 100Wへの道

100W/110Wバルブを購入しました。2個入り978円。1個489円ですかぁ、安ぅ~い!




55Wのスタンダードバルブでも電力不足のようでしたが、電力の測定をしてませんでした。
この100Wバルブではどうのような結果になるのか、早速取り付けて測定してみましょう。




画像では4.9アンペアになってますが、5.2アンペアまで上がりました。と言う事は10.6V~11.3Vの電圧が有れば、消費電力55Wのバルブが正常に点灯する筈。
ところがっ!電圧がきゅうてんはちボルトーォッ!(なんでやーっ!)
回転を上げても10.6Vが限界でした。12ボルト AC.レギュレーターなのにーっ!(さらに、なんでやーっ!)

※前回電圧が計れませんでしたが、マイナス側をシリンダーヘッドボルトに接続した為、ノイズを拾っていたようです。今回はアンダーブラケットに接続しました。

次回予告!




原因がAC.レギュレーターなのかを調べるには、レギュレーターを変更してみるしか有りません。代わりの物と言っても持ってませんので、充電系に使ってるCRM50/80用(確か制御電圧は13.8V?)のレギュレートレクチファイヤーに交換してみようと思います。
どうなります事やら・・・


2007年2月24日土曜日

TLR200 100Wを目指してⅡ

前回の発電機改良で、何とか55W球を点灯させられそうなので、NSR250(MC18)のヘッドライトユニットを組み込みました。




先ず、スポット溶接をしてある金属のワクを丁寧に取り外します。マイナスドライバーでコジッたら簡単に外れました。




左側の取り付け部分が欠けてたので、木工用エポキシ粘度で補修。(木工用と言っても、中身はプラスチック用とさほど変わらない?・・・ッて言うか木工用しか無かったからなんですが・・・)




H4バルブ用のソケットが無かったので、XLR BAJAのパーツを購入。




ハーネスを半分程にカットし、TLR用のギボシ端子に打ち替え。




ヘッドライトケースに入れると、上下は少し小さいんですが、左右が少し大きくかなり窮屈。色んなところが当たってます。
先ず、邪魔になるヘッドライトユニットを止めるポストをカット。さらに・・・




ケースの左右とも0,5~1mm?位削って出来上がり。




削った道具です。ほとんど、右側の丸いのを使用。




さらに、ユニット側の当たる部分もカーット。




アルミで取り付けステーを製作。
今回は臨時に作りましたが、バネっぽい鉄かTLR200純正のように可動式にした方が良いでしょうね。




何とか押し込めましたずえ。




メーター、ホーンは問題無く付けられましたが、ウィンカーリレーが付けられず、ゴムサスペンションを取り外してインシュロックで止めて有ります。




完成!違和感は有りませんね。
日が暮れるのを待って、街灯の無い小関峠まで走ってみたのですが、残念ながら明るくなった感動は有りませんでした。やはり電力が足りないようです。55Wがフルに燃えている印象は有りません。ただし配光は拡がりました。ハイビームもロービームも道幅いっぱい照らし出してます。
全体をフラットに照射してて、スポットのような明るい部分が無いので、余計に暗く感じるのかも知れませんねぇ。


2007年2月10日土曜日

TLR200 100Wを目指して

最終目的は、千円以内で2個も買える、明るさ感100/110WのH4バルブです。なんとしても発電量をアップしなければ・・・
TLR200の発電機です。コイルが3個書いて有りますが、左の黒線に繋がってるコイルは点火用ですので関係有りません。
真ん中の、桃色と黄色に繋がってるコイルが充電系で、ウィンカー等の電力を賄ってます。そして、一番右の白線に繋がってるのが、ヘッドライト用のコイルです。ヘッドライト用は片側がアースされ、白線一本しか出てません。これでは半波しか利用してないように思えてなりません。何故、充電系のように両側から線を出して全波を使用しないのか、以前から疑問に思ってました。
交流の波の半分しか整流しない半波整流(TLM50やCD50等原付の大半)より、全波整流(TLRの充電系)の方が効率よく電力を取り出してるように思います・・・?
交流のまま使用する場合でも、全波を使用した方が電力が増えるんじゃないか?と言うのが今回の本当のメインテーマです。




TLR200は発電機がオイルに浸かってるタイプですので、コイルを取り出すのも大変です。
ここまでバラさなければ、外せません。TLM50とは大違い。




取り外したコイルを見ると、絶縁の為か全体を樹脂で固めて有りました。見た瞬間、馬鹿な改造を諦めたくなります。改造し難いコイルです。




何とかアース線を捜し出し切断、どうにかこうにかゴムのグロメットに白線を通しました。




で、ハンダ付け。




2液式のエポキシで絶縁と固定をしたかったのですが、買い置きが無くホットメルトで固めてみました。熱とオイルに耐えられるのか、ちょっと心配です。




どうにか出来上がりました。テスターで計っても問題ありません。




今回使用するAC.レギュレーターです。以前に購入したXR250用ですが、詳細な機種名は忘れました。TLM200/220用とほぼ同じ物です。(線は延長してます)




バッテリーケースに取り付けました。プラスチックでアースが取れませんので、アース線(黒線)を追加しバッテリー接続用の緑線に接続してます。




発電機からの線との接続位置。新たに引いた白と白、元からの白二黄チューブと白二黄、スイッチへの白二黄と黄色を接続して完成です。
では、では、電流を測ってみませう。




\(^o^)/ ヤッター!成功どえす。マンモスうれぴー。
アイドリングから3アンペアを超え、回転を上げると4アンペアを超えたりなんかしたりしてー。
コイルを巻き直さなくてもいけそうな気がしたりなんかしてー。うふっ。
次回はヘッドライトユニットを取り付けたりなんかしたりしてみます。えへっ。

(交流の+-の入れ替わりが早くなり過ぎたのか、電圧が計れなくなりました。196ボルト余りになってますが、当然間違いです)


2010/2/20日追記
「アースを外す必要はない、白線を追加したのは無駄だ。電流が増えたのはアーシング効果だ」と言うコメントが有りましたので、以下の記事を追加しました。合わせてご覧ください。

A.C.レギュレーター

TLM200R A.C.回路のあらまし

二つのA.C.レギュレーター


2007年2月4日日曜日

TLR200 14T走行テスト

やっと、本当にやっと、クラブマン用のスプロケを取り付けました。




国道1号線から西大津バイパスを通り、皇子山ゴルフ場まで走ってみました。少しパワーが細くなった感は有りますが、なかなかスムーズに加速します。
西大津バイパスは、夏場の渋滞以外80~90kmで流れてますが、問題無く車の流れに乗れますので、随分ストレスが緩和され安心感が出ました。
これなら、トライアル車で気軽に高速が走れそう?です。




トライアル車であるならば、高速道路と言わず山道も走れなくてはならない!
と言う事でいつものお散歩コースを走ってみました。
失敗・・・しました。初めてです。入口のつづら折れは足を出しながらも上ったのですが、途中の緩い上りが・・・2速で上り出し、パワーが無くて慌てて1速に入れたのですが、スタック。後は空しくリヤが空転するばかりでした。
原付でも2速でなんなく上るんです。スプロケのせいばかりでは有りませんが、ちょっとショック。




ちょっとショックを受けながらも、辿り着いたいつもの場所。やれやれ。
伸びた木が切られて、見晴らしが良くなってました。




定番の鉄塔です。
この先に見えてる尾根に道が続くんですが、タイヤが滑りそうで怖くて下れません。ここで引き返します。




ショックと恐怖の元凶、年代物のブリジストンTRAIL WING、空気パンパン仕様。
スプロケとタイヤの二重苦。「これじゃ~山は上れん!」と、練習不足を棚に上げて、勝手に納得しておきましょう。


2007年1月28日日曜日

TLR200 ヘッドライトチューン事前検査

先ず・・・私のTLRには、この様な12V AC.レギュレーターがヘッドライトの白二黄線に入ってます。これはXLR200、MTX200等に使われている物です。
ちなみに、このレギュレーターをヘッドライトの回路上に入れ、集中スイッチからの青二白線を外せば、ヘッドライトのみ12V化することも可能な筈です。(ウィンカー等は6Vのまま)




電流測定用のクランプメーターです。オークションで980円プラス送料、手数料で1.900円。
メーカー名も国名も無く怪しげですが、国産は1万円位(交直両用は3万円位)しますので、こんな物しか買えません。貧乏はツライ!




ヘッドライト35Wのノーマル配線で、電圧が8.5V~12.8V、電流が2.5A~2.8Aでしたので、最大の数値で計算すると35.84Wになり、怪しげな割にはほぼ合ってるようです。
で、集中スイッチからの青二白線を外し、ヘッドライトのラインのみにすると、電圧が10V~12.9V、電流が2.2A~3.0Aに上がりました。2W?分くらい黒線に電気が回ってるようです。




青二白線を外したまま、NSR250(MC18)60/55Wのヘッドライトを付けてみました。
55Wで必要な電力は、最大電圧の12.9Vで4.26Aになりますが、我がTLRは最大で(多めに見て)3.5Aしか有りませんでした。残念と言うか当たり前と言うか、これでは45Wが限界ですねぇ。
と言うことで発電機の見直しが必要不可欠になりましたね。
次回は発電コイルからの配線追加と、それに伴うレギュレーターの変更をしてから、電流の測定をしてみたいと思います。


2007年1月22日月曜日

TLR200 ヘッドライトチューン序章

ヘッドライトをもっともっと明るくしたい!
と言う事で'88NSR250(MC18)のライトユニットを手に入れました。




NSR50ランプユニット(ヘッドライトケースはFRPのオリジナルです)とMC18用の大きさ比較

ご存知の様にTLR200は35W/36.5Wでそれなりに明るい(トライアル車にしては)のですが、さらに配光を広く光量アップに向かって、NSR250(MC18)用に換装してしまおうと言う訳です。バルブは車でも使われているH4タイプで、バイク用のバルブよりも安く手に入りますし種類も豊富?です。
ユニットはTLR用より少し大きいですが、何とかヘッドライトケースに収まりそう。かな?
しかーし、問題が!バルブが55/60Wなのです!昨日ホームセンターを覗いた所、H4タイプのバルブは最低でも55W!とてもじゃ無いがTLRの発電量では賄えそうも有りません。
発電コイルの巻き替えも考えながらの作業になりそうです。
また、巻き替えたとしても、単相の発電機で60Wのバルブが灯せるのでしょうか?12Vで5アンペア必要になりますが・・・


2007年1月13日土曜日

TLR200 SHUさん。納得しました。

SHUさんのアドバイス通りでした。
私は歯先の形状に気を取られ細かな観察が出来てませんでした。




まるでピッチが違うように歯先がローラーに当り、何故こうなるのか訳が分からなくなってたんですが・・・
落ち着いて考えれば、ピッチが足りないのであれば半径が大きくなってる、半径を小さくすると言う事は、チェーンがもっと内側に行かなければならない。
えっ!ゴム?当たってる?そんな単純なことだったの?そう、単純なことだったんですね。ビックリ!
SHUさんの意見にも耳を貸さず、TLM220の純正も当たる事で消音してるので、当たるのが当たり前だと思って見過ごしてました。SHUさん本当に申し訳有りません。
と言う事で、消音ゴムをカッターで削り取りました。




おおーっ!素晴らしい!
しかーし、こんな事で3枚もスプロケを買ったのかーっ!バカじゃー!アホじゃー!
ま、流用部品が分ったと言う事で良しとしましょう。
改めてTLR200用14Tスプロケの部品番号です。
●23801-KE5-000 GB250クラブマン
●23801-KR3-000 CA250レブル
●23801-KG0-000 XLX250R(この番号はクラブマンに統一されました)
ホンダ純正は消音ゴムを削り取らなければなりませんが、アファームやRC-ENGINEERINGのスプロケはゴムが付いてませんのでそのまま使用出来ます。

goodgoodTLR200用14Tスプロケの社外品(純正より安い!)は、トライアル専門ショップ、チームナミタで取り扱ってまーす。
http://www.eonet.ne.jp/~team-namita/racing.service.html

これにて一件落着!