2018年5月22日火曜日

油圧クラッチの比率を変える

先日、ホワイトさんのクラッチエクステンションバー付きTLRに乗る機会が有ったんですが、やはりエクステンションバー付きのクラッチは軽い。
で、「オレもエクステンション棒を付けようかな~?」と思ったんですが、角度に無理が有り断念。

ご存知の通り、我がTLRは765円で手に入れた油圧クラッチです。
この後付け油圧クラッチは、ワイヤー式を油圧に変更するだけのものですので、違和感がないようにマスターシリンダー側、スレーブシリンダー側ともピストン径10.9㎜の1対1になってます。
ですので、重さはワイヤー式と同じです。(ワイヤーの抵抗分は軽くなってる筈ですが、微妙過ぎて分かりません)
んで、軽くするために比率を変えようと調べてみたら、スレーブシリンダー単体のものは概ね今使ってるスレーブシリンダーより径が大きいようです。
しかし余りに径が大きいと、軽くはなってもクラッチが切れないと言う事になりますので、ちょっとだけ大きくて(ピストン径12.1㎜らしい)安い(1,260円 送料無料)スレーブシリンダーをAmazonで購入。
レジに進むと、何故かAmazonギフト券500円と言うのを持っているそうな。
おお~、これは使わなければ!と言うことで、総額760円になりました。(嬉)


発送連絡が有ってから8日で到着。
中国からでした。
中国から送っても送料無料なのね~

しかし、このまま付けられる訳では有りません。
このスレーブシリンダーのバンジョーサイズは10㎜ですが、今使ってるスレーブシリンダーのバンジョーサイズは6㎜です。
ので油圧ホースも交換しなければなりません。


持ってて良かった。
以前使ってた'97GASGASのブレーキホース(穴~穴間、約94cm)です。
これでスレーブシリンダー側はバッチリですが、マスターシリンダー側が問題です。
マスターシリンダー側のバンジョーサイズは8㎜なんですよね。
10㎜のバンジョーを8㎜のバンジョー穴に何としてでも付けなければなりません。

作りましょう。コンバージョンボルト。

それ!


フルードの通り道になる溝はこれ以上は深く出来ませんので、


少しでも抵抗なく流れるようにバンジョー側にも溝を入れました。

これで準備完了?
ですが取り付けは後日です。
イイ感じに軽くなるといいのですが・・・


2018年5月19日土曜日

バンジョーボルトの製作

訳あって、M10のバンジョーをM8のバンジョー穴に付けるためのバンジョーボルトを製作します。


何かのセッティングカラーです。
外径10㎜、内径7.0㎜だったか?


M8のタップを立てます。
しっかしホンダの鉄は硬い!新品タップなのに全然進まん!


で、何とか立ててステンレスボルトをねじ込み


ボルトのセンターに穴を開け


横から貫通させれば


バンジョーボルトっぽくなってきました。
あとはフルードの通り道となる溝を入れれば一応の完成です。

にしてもドリルが切れん!研いでも研いでも切れん!
なんて研ぎが下手なんだ!
お陰で作業が全然進まんぞ!泣きそうだ!


2018年5月2日水曜日

マフラー修理

そんなわたくしは、


保存期間が長く、カサカサになっていた耐火パテでマフラー修理をすることにしたのである。


ワイヤーブラシで錆びを落とし


耐火パテを塗り込む。
水で戻したパテはゆるくなり過ぎており、乾かしては塗り乾かしては塗りと3回に分けて塗り込んだ。


で、乾いてから凸凹をペーパーで慣らし


パテを保護する目的でアルミテープを貼った。


30分ほどテスト走行したのだが問題ないようだ。

はたして、次はどこに穴が開くのだろう・・・


2018年5月1日火曜日

4ポット投入!

朝からドピーカン。
吸湿性の高いブレーキフルードを扱うには絶好の天気だ。
やったるで!


落札後ピストンは動かしておきました。


結構程度の良いキャリパーで、メタルラバーを吹き付けて2、3回出し入れしたら、まま均等に動くようになりました。ピストンシールも大丈夫なようです。

マスターシリンダーとブレーキホースもセットだったんですが、今回使うのはキャリパーのみ。
ボルトピッチ等2ポットと同じですので取り換えるだけです。


で、エア抜き。
2ポットの場合は、キャリパーからマスターシリンダーに逆流させてエアを抜いていたんですが、4ポットはちょっとやり難かったので通常の方法でエアを抜きました。
が、完全には抜けていないようなタッチです。頃合いを見て逆流させて抜いてみたいと思います。


完成。
下の取り付けボルト(25㎜)が少し短いので、27~28㎜のボルトに交換予定です。
と、


キャリパーの上側がスッポンポンなので、テープ を張った方が良いかも知れませんな~

早速テスト走行へ


効っく~
指1本でロックしてフロントフォークが突っ込みます。

が、もっと効くと思ってました。
指1本でフルロック!ズルッと滑って転倒!しょっちゅう握りゴケみたいな~
そこまで効くと危ないだろが!みたいな~

がしかし、納得の効きですたい。ヘボでもイイのだー!


2018年4月25日水曜日

TLR エアフィルターエレメントのサイズ

写真は、ワタヤンという自サラー(説明しよう。なんでも自作する人の事を自サラーと呼ぶのだ!って、呼ばない呼ばない)が製作された、TL125イーハトーブ用エアクリーナーエレメントホルダーです。何時もながらの丁寧な仕事ぶりには驚かされます。
でエレメントは、私もTLRで使ってるデイトナのAPE50/XR50モタード用だと思っていたんですが、これも自作だったようです。


※写真は掲示板から勝手にお借りしてます。人の物はオレの物です。(笑) ワタヤンすんません。

何故エレメントが自作なのか? 自サラーだからなのか?

TLR200のエレメントは色んな車種と共通です。
・XL125(75-78)
・XL125S(79-81)
・XR250(79-80)
・XL250S(79-82)
・XL125R(82-85)
・XL200R(83-84)
・TL125(83-87)
・TLR200(83-87)
・XR100R(85-87)
・XR80R(85-03)
・XLR80R(87)
・APE50/APE100(01-08)
・CRF100F(04-09)
・CRF80F(04-13)
・XR50モタード(05-08)
・XR100モタード(05-08)

ので、'81年発売のイーハトーブも、当然同じエレメントを使っていると思ってたんですが、イーハトーブはバイアルスともTLRとも違う完全オリジナル?らしいのです。

そんな事で、TLRのエレメントの寸法を教えてちょ、とワタヤンに聞かれ本日測ってみました。


ホルダーに付けた状態で約70㎜


エレメント単体で約73㎜


ホルダーの幅は約68.5㎜


ホルダーの返し部分は約3.5㎜


金網の直径は約56.8㎜~61.4㎜(金網を折り畳んで止めた部分が盛り上がってます)でした。

じゃそんな事で、バイバイキーン。


2018年4月18日水曜日

4ポット

以前から欲しかったAJPの4ポットキャリパー。新品だったら15,000円~18,000円でしょうか。
中古がオークションに出てもドンドン上がっちゃいます。
「う~ん、手が出ん・・・」
「アカン、もぅ無理や・・・」
と諦め続けて早10年?
珍しくHeboの4ポッドが出てました。開始価格は2,000円!これはいっときましょ。
たーっ!
とーっ!
うりゃーっ!
と、終了間際に競り合って・・・


7,750円でついに落札。
で何時ものごとく、落札してから「Hebo 4ポット」で検索。
「えっ!知らなくて落札したのかよ!」
そうです。Heboのキャリパーなんて知りません。Heboってヘルメットやブーツのメーカーなんじゃないの?

しかしHeboの4ポットに関する情報が出てきません。忘れ去られたキャリパーのようです。
そもそも、これって付けられるのか?AJPと同じピッチなのか?不安がよぎります。
で以前作ったAJPのキャリパーサポートに当てがってみるとピッタリ。よかったよかった。

んで、何とか出てきた僅かな情報は、GASGAS PRO以前のGASGAS '99~'01で使われていたキャリパーだと言う事でした。
GASGAS以外では使われる事も無く、使われていた期間も短いと言う事は、出来が悪いと言う事か?落札したらアカンかった!と言う事か?

ま、良しとしょ。
んでもまぁ、放置期間が随分長かったようですので手入れをしなければなりません。組み付けるのは来月かぁ?


2018年4月8日日曜日

スタンド修理 三度

TLM220のスタンドが使えないと知ったわたくしは、


すぐさまM4タップを立てたので有ります。


そうです。
摩耗して寝るようになったんだから、摩耗した分を増やせばいいじゃないか!と言う、安易で素晴らしい考えです。


低頭ネジ+バネワッシャーで良さそうです。
M4ネジですので、ねじロックは低強度にしました。


ほれバッチリ!


これが


こうなりました。
また倒れそうになったら、ネジを交換するなりワッシャーを追加するなりしましょう。

オマケで


今まで使ってたナットも追加しておきました。
ダブルで安心なのだー