最近ネットで話題の多孔プレートを、4st.のTLRでテストしてみました。(おバカさんでしょ)
多孔プレートは、2st.用に関東のYSPの社長さんが開発された物で、特許を取得された優れものです。詳しくは多孔プレートで検索して下さい。
結果を先に言います。4st.では効果有りませんでした。
直接シリンダーに吸い込む4st.と、もっと容量の大きいクランク室に吸い込む2st.では吸引力に大きな差が有り、容量の小さい4st.は吸引力が大きく、ガソリンが割ときれいに霧化しているようで、プレートを追加する事で霧化を促進しても意味が無いのでしょう。
2st.では、マニホールドにディンプル加工しても効果が有ると言うことで、金網を取り付けて見た物です。いかにも乱流が起こってパワーが出そうなんですが・・・残念。
次に、多孔プレート標準版らしく作ってみました。
用意した物は100円ショップのチーズおろし器です。これの一番目の細かい部分を切り取って使ってみます。
目立てヤスリで溝を彫ります。深さは0.6mm位にしました。プレートが外れなければ良いでしょう。
こんな感じです。
チーズおろし器から、19mm×27mmの大きさに切り取りました。後はヤスリで微調整しながらはめ込みます。
バッチリです。これなら外れないでしょう。
と、まぁこんな感じで2日間の休みをを無駄に?したのでしょうかっ。しかし、テストしないと納得出来ない性分なもんで、良しとしましょう。
さて来週は、2st.のTLM80でテストしてみよーっ!今度こそはっ!
2005年11月13日日曜日
TLR200 多孔プレート
2005年10月1日土曜日
TLR200 スプロケ交換
一度錆びついたチェーン(一コマ断裂してたのをカットして使用)に不安が残り、交換しました。ついでに11Tだったフロントスプロケを、スタンダードの13Tに戻しました。
右側が今まで付いてた11Tです。クリップ止めタイプでした。中央部分が5mm程盛り上がってます。盛り上がった側をエンジン側にしてクリップで止めます。
左がスタンダードのネジ止めタイプです。普通はセッティングプレートをはめ込みボルトで止めるんですが、工具箱に転がってると思ってたセッティングプレートが無く、クリップ止めにしました。しかし、スタンダードのスプロケには盛り上がりが無いので、このまま取り付けるとスプロケが内側に寄り、チェーンがクランクケースを削ってしまいます。そこで、中央のリング状の部品が必要になります。
これはホンダの4輪バギーの部品です。バギーやトライアル車では小さなスプロケを使用するため、ボルト止めのスペースが取れなくなりクリップ止めをします。しかし、中央の盛り上がったスプロケを各種用意するのも大変ですので、この部品を使って純正のスプロケを使用出来るようにするものです。
このリングにはスプラインが切って有り、シャフトのスプライン以上には中に入りませんので、リングがオイルシールに当たったり、チェーンがクランクケースを削るような事は有りません。
ドライバーで押して、クリップがしっかり溝に入ってる事を確認しましょう。TLM220ではスムーズに入りましたが、今回のTLR200ではきちきちで押し込む感じでした。
このクリップ止めで問題が起こった事は一度も無いのですが、安全のためにボルト止め出来るスプロケはボルトでとめて下さい。
2005年9月25日日曜日
TLR200 ハンドル交換
TLRのハンドルが少し曲がってたので、使い古しのMTに交換しました。スタンダード幅の82cmから78cmの使い慣れた幅になり、とっても乗り易くなりました。この幅になると少し山道も走ってみたくなり、いつものお散歩コースを走ってきました。タイヤは4分山のスタンダードで空気圧は1.5kgです。絶対クリーンの最初の上りで足が出ましたが、足付きはその一回のみ、後は何の苦も無く上って行きます。20年たってもやっぱりTLRは純粋のトライアル車だったんですねー。お散歩には最適じゃん。
鉄塔から見た我が街、山科です。
やっぱり山道は楽しい。TLRをもう少し改造したくなってきました。病気が始まってきた・・・?