モンテッサ311の前輪を、TLM220のフロントフォークに取り付けるべくベアリング交換をする訳ですが、そのベアリングに合ったカラーを製作しなければなりません。
最初は、このジュラルミン7075の丸棒から、旋盤で削り出して貰おうと考えていました。
しかし、モンテッサ311のハブではTLMのメーターギヤが使えず、その部分のサイドカラーも必要で、この丸棒だけでは長さが少し足りません。
他に何か無いのか?と考えたところ・・・・
良い物が有りました。
ハンドルです。これなら切るだけですので、加工に出さなくても出来ます。
TLMのシャフト径が15mmでハンドルの内径が14mm足らず。1mmほど径を大きくしなければなりません。
「金は無いが時間は有る!」と言う、私にピッタリの作業です。
と言う事で、金はかけずに時間をかけて、ディスタンスカラーとサイドカラーの完成です。
これでイイのだー。
これでイイのねー。
嬉しがって、ベアリングと共にシャフトに通してみました。
さあ、後はハブに組み込んで、ディスクプレートの錆びを落とせば前輪の出来上がりなのだー。