2009年12月30日水曜日

TLR200 カムチェーン調整

見た目で効きそうに無いブレーキです。
メッキが剥げて鉄板になったディスクにパッドが馴染んできたのか、2本指だと何とかロックするようになってきました。
(ちょっと贔屓目かぁ?)




今日は、ガチガチと金属音が激しくなってきたので、カムチェーンの調整をしました。
前回は夏前だったような?おそらく半年に一度は調整しています。




普通はエンジンをアイドリング回転にしてラバーキャップを外し、アジャストボルト(下の二面幅14mmのボルト。6mmボルトは緩めない)を緩めて締めると、バネの力で自動的に調整できるのですが、私のTLRはチェーンが伸びているようで(ガイドやテンショナーの磨耗も有る事でしょう)バネの力だけではチェーンが張れません。




M6のボルトを外してM3のビスを突っ込み、アジャストボルトを緩めてM3のビスを引っ張って強制的にテンションをかけます。で、ガチガチ音のしない所でアジャストボルトを締めればカムチェーン調整終了です。

しかし、そろそろカムチェーンの交換をした方が良いのかもしれませんねぇ。


2009年12月20日日曜日

TLR200 雨用パッド(AJP) その後

考えられる原因と対策方法はないか販売店に聞いてみました。

────────────────────────────────

ブログ見ました。
私も使用していますし、他の人も沢山使用していますが、
このような状態になったのは初めてみました。
確かに効きが良いだけディスクローターの
減りが早いというのは聞きますが、これは初めてですね。

申し訳ありませんが、こちらではわかりかねますので
輸入元
㈱●●● ●●●-●●●-●●●● に問い合わせてみてください。

────────────────────────────────

と言う事でした。予想通りと言うか、想定内(古っ)と言うか・・・

「原因を調べるのでパッドを送り返せ」と言う返答もあるかと思い取り外したままにしていたんですが、その必要は無いようですので再度使ってみようと思います。




しかし、プレートをさらにキズだらけにするのは嫌なので、錆びだらけの古いプレートに交換しました。




これで安心してテストできます。
で、走り始めたんですが、ドラムブレーキ以下の効きでツ───ッと滑っていきます。(怖い)
スピード出せません。国道、バイパス走りません。裏道通ってテスト会場の峠へ・・・




ブレーキを引きずりながら行ったり来たり、プレートが熱くなったところで水を掛けます。(水を掛けながら撮影をするのが難しくて湯気が写ってませんが、ジュアーと湯気が立ち上っているのです)
何度も繰り返したのですが、僅かに効きがよくなった程度でした。こんなものかと今度は山道でのテスト。しかし、効かないものは効きませんねー
諦めて帰路へ。コンビニで焼き鳥塩と発泡酒を購入して我が家へ着いた頃、少しマシな感じで2本指だったらロックしそうな気配。(普通は人差し指1本でロックします)
こんな気配を感じるともう少し様子を見ようかと思いますね~。
と言う事で、あと1、2週間様子をみて、「やっぱり効かないやい!」となれば、別のパッドを購入しましょう。その間に傷付いたディスクプレートをオイルストーンでならしておきます。


2009年12月16日水曜日

TLR200 続・雨用パッド(AJP)

なんか錆びてきたような・・・




メッキのディスクプレートをキズだらけにしたのですから、仕方がないですねー。一雨で真っ赤になるかも知れません。

パッドを外してみました。




げっ!びっくり!
パッドが硬過ぎてディスクプレートにキズを付けたんだろうと思ってたんですが、こちら側もガタガタになっていました。
砕けたパッドの欠片が?どちらにもキズを付けてしまったのでしょうか?
とすると、このパッドは欠陥品?それともヨーロッパ製はこんなもの?
んー・・・分かりません。
どうしたものか・・・


2009年12月15日火曜日

TLR200 雨用パッド(AJP)

私は、チカラいっぱいウルトラスーパーダイナマイトな貧乏人ですので、バイクは年がら年中雨ざらしです。
当然ディスクブレーキも雨ざらしです。
当初は気にならなかったのですが、何時の頃からか雨上がりに乗るとツ──ッとね、ブレーキが効かないんです。
でっ!オークションで雨用のブレーキパッドを落札しました。
「シンタ―ドブレーキパッドで効きが強力!」なんだそうですぅ。惹かれますねー。
 



パッド面がデコボコしていたので、一皮剥く感じでヤスリをかけようかとも思ったのですが、そのまま装着しました。(とってもいけない性格です)




泣いてもいいですかーっ!

まったく効かないのに、30分ほど乗ったら、ご覧の様にディスクプレートがキズだらけなりました。
やっぱり表面を均すべきでした。少しはマシだったろうにねぇ・・・
さて、どうしたものか?



2009年12月13日日曜日

TLR200 フロントフォークのセッティング(TLM220用) その3

んげっ!




だったので・・・




またまたオイルを追加しました。これで、油面80㎜+10ml+10mlですねん。

てか、最近頭がおかしい・・・血管が詰まり気味?元から?おっさんだから?
ま、いっか。


2009年12月1日火曜日

んげっ!

何時の間に・・・




つづく・・・


2009年11月24日火曜日

TLR200 フォークオイル

むか~し昔のお話です。
ベテランライダーで物知りのOさんが、愛車TLRで練習場に来るなり、ジュースを一息で飲んでいました。「丁度いいのが有った」
???へ?
喉が渇いていたのではなく、ジュースの容器が問題のようです。
飲み終わった容器をガソリンで洗い、おもむろにエンジンオイル(ウルトラU)を取り出して、ジュースの容器一杯に入れておられました。
???えっ、なに?何がなんだか???
で、フロントフォークのオイルを抜いてしまい、有ろう事か!ジュース容器一杯のエンジンオイルを、フロントフォークに入れてしまったのですーっ!
オーマイガーッ!何すんねーん!
しかし、本人は何事も無かったようにボルトを締めてテスト走行。「・・・・・」
凄く納得した表情でした。

私は、「やっぱりOさんは変人だがね~」と、名古屋弁で思ってたんですが・・・
それから10数年後こんなものを見つけました。




オーマイガーッ!ウルトラオイル―ッ!
昔はエンジンオイルを入れてたのねーっ!
当然の様に入れていたOさんは、変人でも変態でも無かったのねーっ!
スンマセ───ンッッッ!

てか・・・




ご覧の様に、CB、CLにはシートパイプが入ってません。
シートパイプの入っている、TL125以降のバイクとはダンパーの効き方が違うのかも知れませんねぇ。シートパイプが入ってるバイクには、素直にクッションオイルを入れた方が良いようです。
件のOさんはちょっと体重があり、変態のわたくしは硬くしたいと言う男の理由が有りますので、後日エンジンオイルをテストしてみます。ねん。
ほんじゃね~


2009年11月21日土曜日

TLR200 フロントフォークのセッティング(TLM220用) その2

油面80㎜、サグ45㎜でも少し当ったので、さらに強化しました。




油面で管理するのが面倒で手抜きしてます。左右とも同じ量を入れれば問題なかろうと・・・
注射器で10ml追加しました。油面80㎜+10mlです。




スペーサーは前回まで使っていた5㎜厚の物を追加。8㎜+5㎜の計13㎜です。
TLM220の時は10㎜厚でも硬く感じたのですが(柔らかいリヤサスとの兼ね合い?)、今回は13㎜厚でも違和感が無く、もう少し追加しても問題なさそうです。




で、サグを計ってみたんですが、何故か前回とほぼ同じ値でした。
空車1Gの沈み込みが変化しているだけのような・・・悩みます。

しかし硬くはなったので、いつもの山道でフルストロークテストをしてみました。




このスポンジテープは厚さ4㎜で、ちょっと触っただけで跡が残るタイプなんですが、当った形跡が有りません。少なくとも4㎜手前で止まったと言うことですね。
サグは上手く計れませんでしたが、何とか完成しました。
ほんじゃね~


2009年11月16日月曜日

TLR200 フロントフォークのセッティング(TLM220用)

深くストロークした時にアンダーブラケットとスタビライザーが当るので、スペーサーの厚みアップとオイルの増量をしました。
データを残しておく為に、先立って「サグ」を調べておきます。

「サグ」とは、空車1G(何も荷重が掛かっていない状態)から乗車1G(ライダーが何時もの装備をして自然に乗車した状態)を引いた数値で、スプリングの沈み込み量の事です。
リヤサスが深く沈むとフロンとフォークが寝て、沈まないとフロントフォークが立ち気味になります。で、体重(装備とも)に合わせてスプリングを調整し、前後のバランスを取ります。
測り方はダンパーを再弱にして、リヤフェンダーの取り付けボルトとリヤのアクスルシャフト間を測定します。出た数値の空車時から乗車時を引いた数値がサグです。これを合わせる事でバイクとライダーのバランスが取れる?筈?なんです?が?
でも、2本サスのTLRには全く関係の無い話ですな~、ダンパーを再弱にと言われても出来ないし、スプリングは5段階に調整するだけだし・・・(泣)
主にモトクロスやトレールモデルなど、ストローク量が多く姿勢変化の大きいバイクで行われるセッティングです。
と言う事でリヤがメイン!のようですが、当然ながらフロントも調整します。

10年ほど前だったでしょうか、トライアル車でもサグが話題になった事が有りました。
しかし、トライアル車の場合はストローク量が少なく姿勢変化も僅かだと言う事と、基本的に好みやライディングスタイルによってセッティングが変わりますので、あまり一般化はしなかったように思います。走ってみた感覚のセッティングになっているのではないでしょうか?
そんなこんなで、トライアル車のデータが無いと言うか、見当ら無いと言うか、本当は、ストレート・オンのでぃ~さんに聞いた数値を忘れたと言うか・・・

無い物は(忘れた物は)仕方がないので、ガルル誌(小菅メカ?)のモトクロッサーとトレールのデータを参考にセットします。
2本サスのTLRですのでリヤは関係無いんですが、一応書いておきます。

●モトクロッサー/リヤ:100㎜が基準。車種によって90~105㎜。フロント:60㎜

●トレール/リヤ:全ストローク量の3分の1。フロント:全ストローク量の4分の1




と言う事で、トレール車のフロントデータを採用し、全ストローク量の4分の1沈み込みを目標にします。

TLM220(私のTLRはTLM220のフロントフォークになっています)のデータは無いんですが、TLM200とRTL250Rのフロントフォークストロークは180㎜ですので、220も180㎜と言う事にしておきます。で、4分の1沈み込みで45㎜と言う事になります。
が、私のフロントフォークは40㎜しか沈んでいませんでした。上々ですね。5㎜厚のスペーサーが入っているお陰でしょうか?




右側が、今回入れた8㎜厚のスペーサーです。(製作に5時間ほどかかりました。旋盤だと、あっという間なんでしょうねぇ・・・もう嫌だ!こんな生活)
オイルは95㎜の油面を80㎜まで上げました。初期は柔らかく動き、ぐっとダンパーが効き良い感じです。
再度サグを調べます。




んげっ!なんでっ!45㎜沈み込みました。スペーサーを3㎜厚くしたのに5㎜増えてる!・・・
ストロークさせた手答えは顕かに硬くなってるんですが、動きはスムーズ。新品オイルとメタルラバーの効果なのでしょうか?8㎜厚のスペーサーを入れた状態で標準サグになってしまいました。
「ま、硬くなってるんだし、良かろう」
と言う事で、何時もの山道でテスト。
普通に走っている分には問題ありませんでしたが、下りで思いっきりフロントフォークを押し込んだ所・・・ゴスッとね。当った感触が。
これです。




紙テープが破けるほど強くは当ってませんので、もう少しオイル量を増やしてスペーサーを追加すれば当らなくなりそうです。
目標!サグ35㎜!でしょうか?


2009年11月7日土曜日

TLR200 フロントフォークの平行出し(TLM220用)

フロントフォークは望遠鏡の筒の様に出入りして動いています。(テレスコピックサスと言うそうな)
1本で有ればアウターとインナーがスムーズに動けばいいんですが、フロントフォークの様に2本になるとインナーとアウターだけの問題ではなく、左右の平行がとても大事になります。
転倒でフロントが捩じれたり、フロントの動きが渋いな~と思った時は、フォークの平行出しと動きの芯出しをします。




トップブリッジ以外のボルト(矢印の部分)を全部緩め、ブレーキをかけてフロントをストロークさせます。これで平行と動きの芯が出ました。




斜め方向から、左右のインナーパイプの内側を見て平行の確認。画像では隙間が有りますが、ピッタリ重なる所で確認しています。
平行がでていなければ再度ストロークさせて確認。繰り返しても平行が出なければ、前輪を足で軽く蹴って修正します。で、再度ストローク。
平行が出たら、以下の順番でボルトを締めていきます。




①アクスルシャフトを締める。




②割締めボルトを締める。(ナット側を先に締めています)




③アンダーブラケットのボルトを締める。




④最後にフロントフェンダーを締め付けて完了です。
んで、再度ストロークさせて動きを確認。メタルラバーをシュットひと吹き。再度ストロークさせて確認。

って感じかな・・・



2009年11月4日水曜日

TLR200 無念!

買い物の帰り道、股の間から何か落ちたような・・・
止まって振り返ると、道路にサイドカバーが落ちてました。
誰の?・・・

って、私のでしょうねぇ。




もげてしまったのねー、オジサンって溶着がヘタだからー。




前回の溶着で痩せていた部分に接着用スティックを補充し、混ぜ込んでみました。




結構しっかりくっ付いたように思うんですが・・・

忘れた頃にまた落ちるのでしょうか?


2009年11月3日火曜日

TLR200 残念!

普通に走っていても分かりませんので、何時もの山道を走ってきました。一度小さなピークまで上り、下りでテストです。
合わせて3cmほどハンドルが下がったのですが、怖さはあまり変わらずいい感じで下る事ができました。
で、フロントに加重が掛かっている状態でさらにハンドルを押してみたら、コツンコツンと当る音と感触が・・・
これです。




もう少し激しく乗ると、スタビライザーが曲がってしまう事でしょう。
こうなる事は分かっていたので、予定通り?スペーサーの厚みアップと、でぃ~さんのアドバイス通り油面を少し上げる事にします。

気にしてたフロントフォークの押し込みですが、結局の所私が下手くそだっただけのようです。もう少しTLRに慣れるように、頑張りますぅ。
ほいじゃね~


2009年11月1日日曜日

TLR200 F.フォーク取り付け位置

忘れてましたーっ!
前輪を遠くに感じ、フロントフォークを押し込みにくい原因のトップに考えていたのは、フォークの取り付け位置でした。

どうにも思いつきで動くので、考えている事と行動が違います。元気な分裂症です!えへっ!




ご存知のように?TLRにTLM220のフロントフォークを付けると、サスが沈んだ時にアンダーブラケットとスタビライザーが当ります。で、当らないようにフロントフォークを突き出して取り付けていたんですが、どうもこれが前輪を遠くに感じる(TLMに比べるとフォークが寝ている事も原因?)原因の一つような気がします。
ならば、元へ(スタンダードに)戻しましょうと・・・




幸い?このフロントフォークには5㎜厚のスペーサーが入っているので、上手くいけばアンダーブラケットとスタビライザーの衝突は起こらないかも知れません。
もし当るようで有れば、スペーサーを更に厚くするか、TLRのスプリングを入れるのも面白いかも。




出来ました。これが正しい取り付け位置です。
テスト走行に出掛けたかったのですが、昼過ぎから生憎の雨で発泡酒を飲んでウダウダしてます。
そんなこんなで、今日も個人的なセッティングの話題でしたぁ。
ほんじゃね~


2009年10月31日土曜日

TLR200 ハンドル取り付け位置

今頃ハンドル位置で悩んでいます。
私の感覚なんですが、TLM50は(TLM200/220も)ハンドルは低過ぎステップは高過ぎでしたので、ハンドルはアッパーブラケットを挟んで取り付け位置を上げ、高過ぎるステップ位置は少し前の下方向に移動して溶接。これで少し立った楽なポジションになり非常に乗りやすくなっていました。




で、当然TLR200も同じ加工をしたかったのですが、溶接機が無くてステップ位置が変えられず、2006/5/22「ハンドルの取り付け位置を上げる」で書いた通り、ハンドルの取り付け位置を上げただけで乗っていました。




しかし最近・・・違うなーと。
楽なポジションでとっても良いんですが、私の体格ではハンドルが高過ぎてフロントフォークを上から押し込めていない!(押し込めなくても何の問題も無いんですが・・・)
押し込みたいのに押し込めないなんて・・・




どうにも納得がいかないのでスタンダードに戻してみました。
少し乗り込んでみないと結論は出せませんが、押し込みやすくはなりました。下りで怖さが我慢できる程度で有ればこのまま乗ってみます。

って、とても個人的な記事で、読んでる方は何の事か分からない?かも・・・
スンマセン。