モンテッサ311の前輪を、TLM220のフロントフォークに取り付けるべくベアリング交換をする訳ですが、そのベアリングに合ったカラーを製作しなければなりません。
最初は、このジュラルミン7075の丸棒から、旋盤で削り出して貰おうと考えていました。
しかし、モンテッサ311のハブではTLMのメーターギヤが使えず、その部分のサイドカラーも必要で、この丸棒だけでは長さが少し足りません。
他に何か無いのか?と考えたところ・・・・
良い物が有りました。
ハンドルです。これなら切るだけですので、加工に出さなくても出来ます。
TLMのシャフト径が15mmでハンドルの内径が14mm足らず。1mmほど径を大きくしなければなりません。
「金は無いが時間は有る!」と言う、私にピッタリの作業です。
と言う事で、金はかけずに時間をかけて、ディスタンスカラーとサイドカラーの完成です。
これでイイのだー。
これでイイのねー。
嬉しがって、ベアリングと共にシャフトに通してみました。
さあ、後はハブに組み込んで、ディスクプレートの錆びを落とせば前輪の出来上がりなのだー。
2009/2/8 22:21
返信削除ぐ、ぐえぇ~ハンドルを流用するとはわぁ~!!
何でジュラルミン棒があるのくわぁ~・・・
シャフトに通すとは~・・・通すよね(笑)
完成まじかですねo(^^)o
2009/2/8 22:31
返信削除1ドルの半分、ハンドル通しました~
ジュラルミン棒は貰い物どえす。
ブレーキ回りが時間かかるかもですぅ。
2009/2/8 23:05
返信削除はっ!砂白金だ!
さて、本題ですが7075は腐食しやすいですよ~。
なのでハンドルで作ったのは良かったと思います。
鉄並みの強度と切削し易さは最高なんですが
錆び易く、アルマイトも掛かりずらいですよ~。
切削性を良くする為に入っている鉛が邪魔して
アルマイトがダメですね。
アルミは錆びないと思われている方が多いと思われますが
実は錆びるんですよ。白い粉が酸化腐食です。
ステンレスが錆びないのは…って長くなるのでやめますね♪
2009/2/9 7:49
返信削除そうだったんですか。良かった正解で。
アルミの種類の多さは驚きますね。確か7075は日本人が飛行機用に作り出したとか聞いた事が有ります。今では17Sと7075は、バイク部品の材料として無くてはならない物のようですね。
でも、手に入れにくいのが玉に傷かな?
2009/2/9 11:44
返信削除ちょっと私には出来ない手作業ですね。
筒の奥まで均一に削るのは難しそうです。
シャフトが通ったときはビールが美味かったことと・・・(笑)。
2009/2/9 17:48
返信削除そんな事はありませんよぅ。誰でも出来ます。
両側からガリガリ削り、シャフトが少し入るようになったら入るところまで入れて、グリグリすれば擦れた跡と言うかキズと言うか出来ますので、今度は其処を削って周囲と同じ光り方にします。
それを繰り返せばスッポーン!と通ります。
まだハンドルが残ってますので、ゆおりんさんの分も1個5千円で引き受けましょう。3個で1万5千円です。
\(^_^)/ど~ですか~!
2009/2/9 18:09
返信削除お友達で旋盤工作が趣味の人がいるのでそちらに頼みます、無料ですから・・・(笑)。
2009/2/9 20:21
返信削除さすがburatto28goさん!
7075は超々ジュラルミンという名で住友が開発し
初めて零式艦上戦闘機に使用されたんですよ。
ちなみにゼロセンではなくレイセンが正式な読み方です。
なぜレイ(ゼロ)なのかというと、皇暦2600に採用されたからです♪
2009/2/9 22:35
返信削除さすが植木屋さんは専門家、詳しいですねー。
他にも7N01だったかも日本人が作ったとか・・・(いい加減な記憶です)
こう言う事を聞くと、日本人として誇らしいですね。日本の技術者は素晴らしいです。
ゆおりんさ~ん。そんな殺生な~(;_;)