一度錆びついたチェーン(一コマ断裂してたのをカットして使用)に不安が残り、交換しました。ついでに11Tだったフロントスプロケを、スタンダードの13Tに戻しました。
右側が今まで付いてた11Tです。クリップ止めタイプでした。中央部分が5mm程盛り上がってます。盛り上がった側をエンジン側にしてクリップで止めます。
左がスタンダードのネジ止めタイプです。普通はセッティングプレートをはめ込みボルトで止めるんですが、工具箱に転がってると思ってたセッティングプレートが無く、クリップ止めにしました。しかし、スタンダードのスプロケには盛り上がりが無いので、このまま取り付けるとスプロケが内側に寄り、チェーンがクランクケースを削ってしまいます。そこで、中央のリング状の部品が必要になります。
これはホンダの4輪バギーの部品です。バギーやトライアル車では小さなスプロケを使用するため、ボルト止めのスペースが取れなくなりクリップ止めをします。しかし、中央の盛り上がったスプロケを各種用意するのも大変ですので、この部品を使って純正のスプロケを使用出来るようにするものです。
このリングにはスプラインが切って有り、シャフトのスプライン以上には中に入りませんので、リングがオイルシールに当たったり、チェーンがクランクケースを削るような事は有りません。
ドライバーで押して、クリップがしっかり溝に入ってる事を確認しましょう。TLM220ではスムーズに入りましたが、今回のTLR200ではきちきちで押し込む感じでした。
このクリップ止めで問題が起こった事は一度も無いのですが、安全のためにボルト止め出来るスプロケはボルトでとめて下さい。
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