先月の末にカムの戻りが悪くなったのですが、ピボット部分に601を吹きかけて誤魔化していました。
しかーし、やっぱり、さっぱり戻りが悪くなったので、きっぱり交換しました。
見事に減ってますぅ。ホンダのマニュアルでは使用限度:2㎜以下交換となっているんですが、上側の一番薄い所で1.2mmほどしか有りません。これでは戻らなくなっても仕方が有りませんねー。
カムの摺動部、アンカーピンに薄ーく耐水グリースを塗り、組み立て完了。
どうと言う事も有りませんが、リターンスプリングがホンダ純正より少し強いようです。
チェーンの伸びなどによって、チェーンアジャスターの尖がった方が下を向いてしまったりします。これでは岩などにヒットしてNGですので、ひっくり返して上向きにします。
で、アクスルナットを締めます。
締め方は、仮締めをしてから後輪を空転させてブレーキをかけ、当りを出した状態で締めるのが普通?ですが、私はこの時に膝でタイヤを前に押しながら締めています。チェーンアジャスターを、回り止めの突起にしっかり当てるためです。
締め終わったら、真後ろからチェーンラインの確認をして出来上がり。
アジャスターの数字は正確では有りませんので、目視で確認しています。当然ズレていればやり直しです。
一口メモ:天の橋立の股覗きのように、股の間から見るとズレが発見しやすいとか聞いたことが有ります。
私は普通に見ていますが・・・