2010年3月29日月曜日

TLR200 再度サイドカバー

前回、(2009/11/4)ホットメルト接着剤(グルーガン)を混ぜ込んで溶着したんですが、プラスチック単体で溶着するよりも強度が上がってるような・・・?




プラスチック単体だと、溶かした部分が硬化しているような気がするんですが、スティックを混ぜ込む事によって硬化が押さえられているように思います。
それに、元々熱で溶かして使う接着剤ですので、適した使い方?なのかも・・・
「良いんじゃないの~」と言う事で、ひび割れが進行したその他の部分を溶着しました。




でけた。
見栄えを良くしようと、デコボコになった部分をカッターナイフで削ってみたのですが・・・
単に、強度を落としただけなのでしょうかーっ!


2010年3月28日日曜日

TLR200 ディスクプレート交換

うっかり買ってしまった雨用パッド。キズだらけになったプレートで、いまだに悩んでます。
プレート研磨で大きなキズは取ったのですが、どうしても本来の効きには戻りません。プレートにベビーパウダーをまぶして有るようなタッチです。




で、'97GASGASの前輪からプレートを拝借する事にしました。さくさくっと交換する予定だったのですが、M6のソケットボルトがまったく緩みませんでしたーっ!
ナメそうだったので直に諦めて、平タガネで叩きまくりました。
ネジロックされていたのか、それでも固かったですぅ。




趣味:ディスクプレート蒐集。みたいな~
左上のプレートは、去年の今頃新品で(490円)ピカピカだったのにねぇ。本当に恨めしい雨用パッドです。




午後から雨が降り出してほんの少ししか乗れませんでしたが、ベビーパウダーをキレイに拭き取った感じで、“復活”しましたっ!
ほんまに嬉しおす。
って、本来の効き方に戻っただけですけどぉ。


2010年3月24日水曜日

TLR200 ボルト

強度的には大丈夫?なんですが、フォーク取り付けボルトを、ステンレスからホンダ純正の鋼製に戻しました。

JISの強度区分では、六角ボルトには普通ボルトと高力ボルト(ハイテンボルト)があり、オートバイに使われるボルトはほとんどが7Tか9Tのハイテンボルトだそうです。
また、キャップボルトはハイテンボルトのみで、12Tまで用意されているそうです。
ステンレスの場合は加工方法によって強度が変わるようですが、普通に手に入るステンレスボルトは大体7T相当と思っていいようです。

<鋼製ボルトの強度区分と材質>
4T:一般構造用炭素鋼・・SS41(ホームセンター等で売られているもの)
5T:
6T:
7T:機械構造用炭素鋼・・S45C
9T:クロムモリブデン鋼・・SCM435
12T:ニッケルクロムモリブデン鋼・・SNCM630
数字は引っ張り強さの10分の1を表しており、4Tのボルトは40kgf/cm2の強度が保証されているということです。

なお7Tとか9Tと表示するのは古い規格で、新しいJIS規格のボルトは9.8のように小数点が付きます。
ホンダの場合は、軽量化のためにボルトの頭が凹んでいたりして表示が無いですが、一般的にはボルトの頭に9.8や12.8等の強度表示があるようです。'97GASGASのボルトの頭には8.8などの表示が有ります。

ステンレスボルトの強度はこちらをご覧下さい。(この情報は五十朗さんから頂きました)
BUMAX高強度ステンレスボルト




で、今回交換したホンダ純正ボルトです。
パーツ番号は96600-0803510で、(青文字部分がネジ径、赤文字部分がネジの長さ)車種を指定した専用の番号では有りませんので、ホンダでは普通強度のボルトで7Tなんだろうと思います。
であれば、7T相当のステンレスボルトでも大丈夫な所なんですが、限界を超えた時にステンレスはポッキリ折れてしまう可能性が有るのに比べて、伸びたり曲がったりしながらも何とか堪えてくれる、鋼製の方が安全性が高いのだろうと・・・だからメーカーが使っているのだろうと・・・
で、純正に戻しました。

この記事は1996年8月1日発行 MOTO MAINTENANCE Vol.6 p54[読者企画]高嶋俊隆氏のtextを参考に書かせて頂きました。