2008年12月13日土曜日

TLR200 ブレーキシューの交換

先月の末にカムの戻りが悪くなったのですが、ピボット部分に601を吹きかけて誤魔化していました。
しかーし、やっぱり、さっぱり戻りが悪くなったので、きっぱり交換しました。




見事に減ってますぅ。ホンダのマニュアルでは使用限度:2㎜以下交換となっているんですが、上側の一番薄い所で1.2mmほどしか有りません。これでは戻らなくなっても仕方が有りませんねー。




カムの摺動部、アンカーピンに薄ーく耐水グリースを塗り、組み立て完了。
どうと言う事も有りませんが、リターンスプリングがホンダ純正より少し強いようです。




チェーンの伸びなどによって、チェーンアジャスターの尖がった方が下を向いてしまったりします。これでは岩などにヒットしてNGですので、ひっくり返して上向きにします。




で、アクスルナットを締めます。
締め方は、仮締めをしてから後輪を空転させてブレーキをかけ、当りを出した状態で締めるのが普通?ですが、私はこの時に膝でタイヤを前に押しながら締めています。チェーンアジャスターを、回り止めの突起にしっかり当てるためです。
締め終わったら、真後ろからチェーンラインの確認をして出来上がり。
アジャスターの数字は正確では有りませんので、目視で確認しています。当然ズレていればやり直しです。
一口メモ:天の橋立の股覗きのように、股の間から見るとズレが発見しやすいとか聞いたことが有ります。
私は普通に見ていますが・・・


2008年11月30日日曜日

TLR200 ブレーキシュー

リヤブレーキシューが減ってしまい、一瞬戻りが悪くなる症状がでましたので、パーツ番号も調べずにウィング店に飛び込みました。
TLR用で調べて貰ったのですが・・・
本田「ホンダでは有りませんねぇ、社外品しか有りません」
オレ「えっ!うそ・・・流用じゃないの?」
本田「かもしれませんが、番号が分からない事には・・・」




と言う事で、純正ではなくキタコを発注しました。
パソコンで調べるので車種名で分かるんだと思ってましたが、元の部品番号が無ければ分からないのでした。
これからは、近くに行ったからと言って思い付きで発注するのは止めておきまする。


2008年11月23日日曜日

TLR200 フラットキャブⅢ

行き当たりばったりの作業が続いています。
取り合えず、SL230のインシュレーターをカットしてみました。




一生懸命切ったのにぃ!ボロボロです。どうせ、オレなんて・・・(T_T)
思ってたよりもゴムの部分が分厚いんですねぇ。それならばと、




内側を向くように角度を変えて、100円ショップのボンドで貼りあわせてみました。2日間放置したあと確認した所、バッチリ付いています。
思い付きで接着してみたんですが、これなら使えそう。
しかし、これでも角度が足りません。もっと内側に向けなければ・・・




先に製作してたカラーに、同じ径のパイプを角度を付けてロー付けしました。




かなり近いところまできたんですが、もう少し内側で下のようです。確認の為に取り付けてみたいのですが、コネクティングチューブが邪魔でこのままでは付けられません。

今回は、フラットキャブと整流板のテストをしてみたくて始めたんですが、簡単ではありませんでした。
エアークリーナーケースを外してきっちりとインシュレーターを作り、コネクティングチューブもTLM200/220の物を何とか付けなければなりません。
と言う事は改造することになり、パーツ交換をしてちょっとテストの範疇には収まらなくなってしまいます。
バラして置いておける場所の問題など、今の状況ではこれ以上出来ませんので、このキャブはしばらくお蔵入りです。


2008年11月19日水曜日

TLR200 インシュレーター思案

こんな感じでロー付けすれば出来るずぇ。
と、簡単に考えてたんですが・・・




そんなに簡単でもなさそうですね。
四気筒用のインシュレーターはスペーサーにネジ止めします。
NSR50スペーサーと書いて有りますが、確認したところ穴位置がズレていて使えませんでしたので、この部分もアルミ板を切り出さなければなりません。
右のアルミ板と書いてる物がエンジンに取り付ける部分です。スタンダードのインシュレーターはこの部分の厚みが約10mm。10mm厚のアルミ板を手に入れて切り出すか、SL230用のインシュレーターの土台部分を流用する事になります。
で、アルミパイプで必要な角度にする訳ですが、どうしたら位置決めが出来るのか?
考え出すとなかなか纏まりませんねー。


2008年11月15日土曜日

TLR200 SL230用は・・・

しっぱいでしたーっ!




ご覧のように外を向いてます。しからばと、逆に付けると上を向いてしまい、どうしようも有りません。泣きそうです。
エアークリナー側も・・・




コネクティングチューブの径より、かなり大きくて何とかしなければなりませんね。
完全におっぱいです。違った。完全にしっぱいです。

で、インシュレーターはRTL250S用を発注してみようと思ってるんですが、HRCの古い部品ですので欠品の可能性が大です。
どなたか、このインシュレーターが使えると言う情報をお持ちでしたら教えて下さい。マンモス宜しくお願いいたします。

11月18日追記
今朝、ミタニモータースポーツさんに問い合わせをしたところ、RTL250Sのインシュレーターは欠品との事でした。
お忙しい中、手を止めて親切にお答え頂き感謝に堪えません。有難う御座いました。

と言う事で、切羽詰ってきましたねぇ。いよいよ自作ですかぁ?


2008年11月5日水曜日

TLR200 フラットキャブⅡ

現在の様子です。




整流板も何とか取り付け、用意が整いました。何時でもテストできます。




前回のカラー部分です。




悩んでいた溝切りですが、アール部分を諦めたら思いのほか簡単に入れられました。
しかーし、あれほど慎重にマーキングしたにもかかわらず、位置はズレテルし左右の溝が平行に彫れてないしで・・・何をやってるんだか。




穴が有った方が良いのか?無くても良いのか?
テストの為に、整流板を2種類用意しました。




こんな按配です。

今は差し込んであるだけです。
穴開きか穴無しかを決定してから、エポキシで接着するのどえ~す。
ほんじゃね~。


2008年10月31日金曜日

TLR200 SL230インシュレーター用カラー製作

購入したインシュレーターの径が4㎜も大きかったので、カラーを製作しました。




2㎜厚のアルミ板を丸めてロー付けです。
簡単な部品なんですが、けっこう難儀してます。最初に丸めた物は径が小さく、切り離すこと二度。計3㎜ほど継ぎ足し、なんとか完成と(諦め?)しました。
こんな時は、旋盤が扱えればなーと、つくづく思いますね。




インシュレーターのデコボコに合わせて、溝を2本入れました。ボロボロに見えますが気にしないで下さい。




液体パッキン(TB1207B)をたっぷり塗って叩き込みました。液体パッキンは乾いてから綺麗に掃除します。
見てくれの悪い出来上がり(画像で見ると特に)となりましたが、機能としては中々の出来だと・・・けっこう満足してます。
次回は、松本いよいよ取り付けですかぁ?


2008年10月29日水曜日

TLR200 SL230インシュレーター

SL230のインシュレーターです。
ご覧のようにっ、径が4㎜ほど違いましたーっ!(T_T)




だからと言って、それがどうしたと言う話ですが・・・
ちょっとした報告でした。

じゃまたね。バイナラ~


2008年10月26日日曜日

TLR200 フラットキャブ

インシュレーターを突っ込み型にしなければなりませんので、同系エンジンのSL230用を発注してみました。微妙に角度が違うかも知れませんが、何とかなるんじゃないでしょうか?
で、肝心の整流板を取り付けるべく、キャブを分解してあーだこーだと考えてるんですが・・・




センターに溝を入れて、整流板を差し込むのが一番簡単なようです。
しかーし、0,5㎜~0,8㎜幅の溝をどうして入れたら良いのか?




鉄ノコや糸ノコでは一部分しか溝を入れられず、ルーターで削ると幅が3㎜位になりそう。

アルゴンガスが有れば、TIG溶接で簡単に作れるんですがねぇ。
「言うよねー」


2008年10月15日水曜日

TLR200 イーハトーブのキックペダル

オークションを覗くと、TLRのキックは結構なお値段。
当然RS200のキックも見当たりませんので、イーハトーヴのキックペダルを落札しました。




落札価格1,000円+送料680円どす。




首の部分だけ差し替えて使うんですが、首だけでは売ってくれないんですよねー、ホンダさんって。




問題は黄色の矢印部分です。
TLRに有ってイーハトーヴには有りません。これはキックのストッパーで、TLRの場合これが付いてるから割れる訳で、これが付いて無いイーハトーヴやバイアルスは、キックはあまり割れないようです。
TLRはこの出っ張りがストッパーに当って止まる設計なので、どうしても金属疲労を起こして割れるんですねぇ。




出っ張りの無いイーハトーヴの首では、当然ストッパーに引っ掛らずブレーキペダルに当ってしまいます。
これではブレーキペダルが内側に入って踏みにくくなりそうですが、スタンダードのキックでは割れることを覚悟しなければなりませんし、丈夫なRS200のキックは手に入らないしで、仕方が有りませんねー。ブレーキペダルを修正しながら乗る事にします。
首の部分だけの部品設定が有れば助かるんですが、上手くいかないものです。


2008年10月13日月曜日

TLR200 ふらっとお出かけフラットキャブ

その昔、キタコのトライアルブランド「INTEX」で販売されてた、TLM200R用パワーアップキャブレターです。発売と同時に購入したんですが、どうにもセッティングを出すのが難しく、結局スタンダードの丸キャブに戻しました。




なぜ今頃引っ張り出したのかと言いますと、4st.のTLRに付けてみようかな?と、思った次第です。4st.は吸入する力が大きいので、2st.とは違う結果が期待出来るんじゃないでしょうか。
しかし、このキャブは突っ込み型で、ネジ止めのスタンダードのマニホールドでは付けられません。RTL250S用などの、突っ込み型のマニホールドを捜すのが先決です。
また、このままでは面白くないので自作整流板を装着してみようと思っています。流速が上がって低中速のトルクアップが期待出来る?かも・・・です。
のんびり進めていきましょう。


2008年10月12日日曜日

TLR200 続 ミクニVM22

TLR200に、ミクニのVM22を付けてみました。
マニホールド側のネジピッチはケイヒンPW22と同じで問題無いんですが、VM22は吸気側の径が2~3mm大きく、キャブの長さも約1cm長くて取り付けはちょっと大変でした。コネクティングチューブを力いっぱい押しながら、何とかネジ止め完了。




付けてしまえば違和感はありませね。




ガソリンホースの取り付けが真上方向なので、取り回しに無理が出ます。恒久的にこのキャブを使うので有れば、ホースの取りまわしを考えなければなりません。




購入したままの、M.J.95番、S.J.15番、クリップ位置は上から4段目、エアースクリュー開度1回転と4分の1で少しだけ走ってみました。
スタートした時点でトルクアップを感じるんですが、これはセッティングが濃いからでクリップ位置の変更が必要です。エアースクリューはマニホールド側の下側に有って調整しづらい位置ですが、ノーセッティングでアイドリングはしてました。高回転は何とか回ってる印象ですが、少し薄くした方が良いように思います。
1~2分走った感じでは、クリップ位置を上から2段目か3段目にすればそれなりのセッティングになりそうな感じでした。
しかし、ケイヒンPW22が調子良いので、細かいセッティングをする熱意が出ません。
さらに!キックが割れてしまい、それどころではなくなってしまいましたーっ!
今日、家の前で押しがけしてて、真横に引っくり返りましたーっ!有り得ねーっ!情けねーっ!もう知らねーっ!
そんなこんなでっ、なにとぞ良しなにーっ!


2008年10月11日土曜日

TLR200 キックペダル

ありゃまぁ。
キックが壊れてしまいました。前回壊したのは'85年モデルのTLM200でしたので、23年ぶりになります。




分かりづらいですが、シャフトの左側が割れてます。




薄いですねー。ヒビが入っていたようで少し錆びてる所が有ります。
そう言えば、アプリリアのロータックスエンジンのキックが、同じ様に(もっと?)薄くてよく割れてましたね。対策したくてもケースとの隙間がギリギリで、なんとも出来ない(出来ればメーカーがしてる?)作りでした。
しかし、TLRのキック回りには余裕が有り、HRCのRS200はもっと太くて丈夫なキックになってましたので、一度壊れると皆さん?RS200のキックに交換されてました。
私も、当然RS200のキックが欲しいんですが、20年ほど前の部品ですので、中古でもおいそれとは出て来ません。
どうしたもんだべー。しばらくは押しがけかぁ?


2008年10月5日日曜日

TLR200 ミクニVM22

ある日オークションを覗いてると、ミクニのVM22を付けたTLR200が出品されてました。出品者曰く調子が良いそうな。スタンダードのPW22に不満がある訳では無いんですが、そう言われると気になります。
早速、オークションで検索してみると、新品が1,000円で出てました。安い!これは入札するしか無いでしょ。
で、終了間際に2,000円にアップ。当然でしょうね。新品が1,000円で手に入る筈が無いですからね。新品なので7~8,000円までは行くだろうと、少し上げて2,600円で入札しておきました。どうしても欲しい訳では有りませんので。
ところがっ!そのまま落ちてしまいましたーっ!おう、まい、がっ!有りえねー!新品だってばー、なんで2,600円なのーっ!




送料800円を入れて総額3,400円の新品キャブレターです。
JAPAN-T/Aと刻印が入ってます。これは、日本国からの技術提携(技術供与?)を表すものだそうで、海外製と言っても少しは安心できます。




キャブですので実際に取り付けて見なければ判断出来ませんが、目視では問題無いようです。




ただ、フロート室を止めてるネジが、何故かバネワッシャーの入っていないナベネジでしたので、ホンダの2点ネジに換えました。
しかし買っては見たものの、調子の良いTLRに付けるのもな~、セッティングを出すのも面倒だしな~・・・
と言う事で、シリンダーをかさ上げしてセッティングが変わるであろう、CDなにすんねん90に付けてみようかなと思ってます。
じゃ、その日まで。バイバイキーン!


2008年9月28日日曜日

TLR200 赤貧洗うが如し

思えば、1990年代中頃からトライアルタイヤを買ってません。
誰にも負けない貧乏!と言う事も有るのですが、’90年代の後半から’00年代の初期までは、知り合いの息子さんがスーパーA級と言う事で、お下がりのタイヤが山のように有ったのです。
♪嬉~しくて、嬉~しくて、こと~ばにでき~ない時代です。
そんな夢のような幸せが終わって、はや5年?6年?どうしてもタイヤを手に入れなければならなくなってきたんですが、天下一品の貧乏では新品タイヤが買えません。で、初めて中古タイヤを買ってみました。ミシュランの六分山2,500円と言う事でしたが、サイプが少し残ってますので充分八分山くらいでしょうか?
でも、貰ってたタイヤよりは使い込んで有りますね。貰ってたのは新品同然でサイプがはっきり残ってましたので・・・




土をメインに走った減り方でしょうか?
スーパーA級クラスのは、もっとチギレた感じの減り方をしてたような?
たまに、サイドのブロックが左右とも全部チギレ飛んだ物がありました。いったいどんなパワーで、どんな加速をしてるのか?タイヤを見るだけで過激さが伝わってきて、想像をかきたてらるんですよねー。




ついでにチューブも購入。こちらは中古という訳にはいきませんので、新品2,000円。これで来年の夏ごろまでは大丈夫でしょう。


2008年7月25日金曜日

TLR200 再パンク

パンク修理には自信が有るんですが・・・
6日に修理したリヤが、23日の朝に空気が抜けてました・・・・・・・・・・・・・・・・




で、今朝外してみたら、パッチが剥がれてました。ゴム糊が風邪をひいていたようです。
2~3年前に、買い置きのゴム糊がまったく接着出来なくて、新しいゴム糊を買いに走った事を思い出しました。
昔は、こんな事は無かったように思うんですが・・・ノントルエンの影響なのでしょうか?
ゴム糊のチューブを見ると海外製。もう一個の手持ちのゴム糊は大阪製だったので、今回は大阪製のゴム糊で貼り付けてみました。風邪をひいていなければ良いのですが・・・
使った感じは、ちょっと怪しかった。


2008年7月12日土曜日

TLR200 F.ダンロップD803 R.ミシュランX11

こうなると、もう怖い物なしなんですが・・・
バイクで一番大事なものは車重。2番目にブレーキ。3番目がサスで最後に排気量だと考えてる私は、なかなかTLM80で走ってた道をTLR200で走ろうとは思いません。
確かにパワーが有って楽に走れるんですが、TLRはどうしても20㎏重いんですねぇ。
80ccで走れた道が何故200ccで走れないのか不思議に思われるかも知れませんが、トライアルってそんなもんです。
トライアル競技は50ccでも1000ccでも公認車両で有れば出場出来るんですが、誰も1000ccではトライしません。もしトライしても、100% 50ccマシンに負ける事でしょう。ロードレースでは絶対有り得ませんが、そこがトライアルの面白いところです。




タイヤがコンペ用の風邪引きタイプになりましたので、TLRでは初めての場所へ行ってきました。京阪京津線追分駅の上です。左端に見えてるのが名神高速道路。
しかし、追分側から直登するルートは行く気になりません。
ただ歳をとっただけ?なのかも知れませんが・・・


2008年7月6日日曜日

TLR200 パンク修理&タイヤ交換

ブリヂストンのスタンダードタイヤですが、最近空気圧を下げてます。
私のバイク使用目的が、時速80km~100Kmでの移動と山道の走行と言う事で、結局TLRに集約されて来てるようです。
昨日、何時もの小関峠の谷ルートに入ったんですが、いきなりのパンク。空気を入れながら帰ってきました。




タイヤの交換時期はとっくに過ぎてるので、IRCツーリストへの交換も考えたのですが、GASGASに新品タイヤを入れる事にして、TLRはGASGASのお下がりに決定しました。




左がGASGASから外したミシュラン。右が残り1㎜のブリヂストンです。リムは思ってたより腐食が少なく一安心。しかし、スポークは何本も緩んでました。ヤバイです。




しっかりパンクしてました。
で、さくさく修理を済ませて、昨日に引き続き小関峠周辺を走ってきました。
やっぱすい、古くてもミシュラン。風邪をひいてて本来の性能ではないでしょうが、上りも下りも安心のグリップです。
山は面白い。時代遅れのTLRだけど、もう少しトライアルの方向へ振ってみる?かな・・・
しかし、エンジンの重さが・・・

追伸:尾根道にコジキイチゴが沢山出来てたので撮影したんですが、何枚撮影しても無茶苦茶。完全に壊れた・・・のか?


2008年5月8日木曜日

TLR200 イグニッションコイルと燃費

昨年の12月17日から使ってた、HRCのレーサー用コイルです。




かなり火花が強くなるコイルで、110番(スタンダードは98番)までメインジェットを上げたのですが、つられてニードルピンの範囲が濃くなり、ニードルピンをサンポールでメッキして使ってました。
その後のレポートです。

メッキして中低速は調子良くなったのですが、今度は上が薄くなり、真冬は115番でも高回転がぐずるようになりました。春になり、気温が25度近くになると何とか回りだしましたが、メッキしたピンでは、おそらく120番前後がベストセッティングのようです。
CDなにすんねん90でも20番アップでしたので、同じような結果です。
これを読んでる方は「そんな馬鹿な、コイルだけでそんなに変わるものかっ!」と思われてるでしょうが、本当です。
しかし、20番アップと言えばかなりのものです。115番でも当然燃費に影響します。最悪リッター24.6km(この時はシールからちょっと漏れてたようです)、最高でギリギリ32kmでした。




それでも、118番から122番のテストをしたかったのですが、どうしたものか手持ちが有りません。115番~128番はTLM200/220で使う番手なので、絶対持って無くてはおかしいんですが・・・?
で、このままではベストセッティングに出来ないと言う事で、アーシングを新調した時にスタンダードコイルに戻しました。当然キャブセッティングもスタンダードです。
次の日に100Km余りのツーリングをし、本日195kmで値上がり後初めての給油。燃費はリッター35.8kmでした。
火花強化で、パワーアップと燃費向上を狙ってのテストでしたが、火花が強くなり過ぎるのも考え物なんですねぇ。

利権こそ政治。詭弁と卑しさを併せ持つ人が、一番声が大きく悲しい時代。有り難~いことに、ガソリン高にして頂きましたので、少しでも燃費の良いコイルを使いましょう。


2008年5月6日火曜日

TLR200 ハンドル交換

TLRのハンドルはTLM80で使ってたMTの5.5インチなんですが、この5.5インチをGASGASで使いたくて、5.6インチのレンサルに交換しました。
このハンドルも、TLM80で使おうと4~5年前に購入してたものです。




今までパイプカッターで切ってましたが、今回を最後にします。余りにも時間がかかります。片側だけで1時間はかかったでしょうね。
知り合いの大工さんは、電動ノコで5秒で切ってました。
ジュラルミンが電動ノコで切れるとは思いもしませんでした。職人恐るべし!
しかし、私は怖くて真似できません。次回からサンダーで切りたいと思います。




そう言えば、新品ハンドルは15年ぶり位かも知れませんね。トライアルをしてた頃は、MTを5本まとめて購入してたりしたんですが、今ではすっかり一生物になったようです。
普通に乗ってる分には、ハンドルって曲がらないものねー。




ハンドル角度は、垂直から若干手前?にセット。MTとは少し曲がりが違う感じですが、スタンディングで乗らない限り、違和感は有りません。
ついでに、アクセルや各ワイヤーに注油しました。
最近日常メンテをサボり気味ですが、やはり注油を怠ってはいけませんねー。まるでエンジンの整備をしたかのように、ポンポン前に進む感じで、本当に気持の良い走りに戻りました。


2008年5月5日月曜日

TLR200 プラグダイレクトアーシング

最近、どうにもデジカメの調子が悪い。




これはこれで、昭和30年代っぽくて面白いですが、説明写真としては困ったもんです。
バイクは修理できても、デジカメはどうにもなりません。完全に壊れないように祈るのみです。
ナマンダブツ、ナマンダブツ。




TLR用 プラグ ダイレクト アーシング セット(ああ、長ったらしい名前)
下に有るのはイグニッションコイル用です。




付けちゃいました。




こちらは、こんな按配です。イグニッションコイル用をもう少し長くするべきでしたねぇ。
下側に、チラッと見える緑線は、ヘッドライトのアース線です。
本当はケースに穴を開けて、コイルに直接アースしたい所ですが、TLRのコイルはL.クランクケースカバー付けられてますので、コイルベースと言う事でこの位置で良しとしましょう。

前回、私はアーシング効果を体験した事が無いと書きました。
で、何故体験できないのかの検証のため、プラグとこのボルト間の抵抗を測定したところ、値は同じでした。つまり、アーシングしてもしなくても一緒、これでは効果が感じられ無いのは当然です。

私のデジタルテスターは、テスト棒同士を直接付けても0.1Ωが表示され、アース線を測定しても0.1Ωが表示されますので、アース線の抵抗は無視して考えますと、以下の結論になります。

テスト棒同士を直接付けた状態の値と、プラグ~ボルト間を計った値が0.1Ωでも増えればアーシング効果が期待でき、同じなら期待できない。

ま、期待できないと分っても、私はアーシングするんですが・・・